仮面舞踏会 | Texas Rose Cafe

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ブリージン(紙ジャケット/SHM-CD)/ジョージ・ベンソン(g、vo)

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1976年発表の本作「ブリージン」でジョージ・ベンソンは自分ののど自慢に成功します。このアルバム収録の「マスカレード」をきっかけに、唄がうまいギタリストからギターがうまい歌手へと徐々に世間の評価が変わっていったような気がします。

ジョージ・ベンソンは60年代にジャズギタリストとしてデビューしますが、その時代に合わせていろいろな音楽を取り入れ、それを自分なりにクロスオーバーさせて進化していきます。そんな中で彼のギター以外の特技と言っていいのかどうか分かりませんが、ソフト&メロウなボーカルとスキャットをしながらのユニゾンギターソロで「マスカレード」は大ヒットし、あらためて彼のギタリストとしての知名度もぐっと上がることになります。

ところでこの曲のオリジナルは1972年発表のレオン・ラッセルのアルバム「カーニー」で聴くことができます。なんとも妖艶なイントロでスタートする曲ですが、1分20秒くらいでの聞き覚えのあるメロディーとレオン・ラッセルの声に背筋がぞくぞくってします。名曲ですよね。




次にカーペンターズが1973年にカバーします。シングルカットされてないのにベスト盤に入ってたりするので一般的にはカーペンターズのバージョンが最も耳にする機会が多いような気がします。ジョージ・ベンソンの大ヒットがあったからその後の編集のベスト盤に入るようになったのかも知れませんね。




そしてのジョージ・ベンソンのバージョンです。ソフト&メロウなボーカル、さらにはスキャットとギターソロのユニゾンをたっぷりお楽しみあれ。




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