いつも君のことだけを見て
いつも君のことばかり考えていたから
君の変化に実は気付いているよ
僕の言葉なんて君には必要ない
本当はなにも変わらないこと
本当に必要としていたのは
君を抱きしめる腕だったんだろう
そして僕は君のためじゃなく
僕は僕の慰めのために言葉を吐いた
なんの意味もないことも
僕が居ても居なくても
なにも変わらない世の中も
本当はとっくの昔に気付いてたよ
せめて誰か一人にでも必要とされたなら
僕の生きた意味になるのだけど
僕が誰かを必要としていないんじゃ
誰にも必要とされることなどないよね
僕は必死に君に気付かれないように
気付かぬフリをしてみせるけど
本当は気付いているよ
君も気付かれないようにしていること
だから僕は気付かぬフリを続けるよ
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201206152100詩集(ポエム)