ステキな金縛り （2011年）
ストーリー
感想
三谷幸喜監督作品で深津絵理演じる
裁判で失敗ばかりの弁護士宝生エミが
最後のチャンスとして与えられた
ちょっとやっかいな仕事という設定。
こういう題材はミステリーや推理ものが定番の所だが
それを笑えるコメディへと作り上げる才能は
やっぱり天下一品だと思います。
主役級の豪華なキャストが勢ぞろいして
物語の脇役やチョイ役として笑いを誘い
深津絵理と西田敏行の掛け合いが絶妙
この映画は声を出して笑わずにはいられない映画です。
目に見えないはずの幽霊という存在ですが
目に見えなくても近くにいる存在として
コミカルにそしてハートフルに描かれているため
身近で亡くなった大切な人のことを想うと
最後の方にはホロリとさせてくれると思います。
きっと今の日本という国やそこに住む日本人に
三谷監督が伝えたかったのはこの台詞だと思う。
『お主に足りないのは自信』
とにかく思い切り声を出して笑える映画だと思います。
ただ『ザ・マジックアワー』とは比べない方がいいかな。
実はつい最近テレビで放映していたこの作品を観て
まんまと三谷作品の『ステキな金縛り』を観たくなり
三谷作品では初めて映画館に観に行きました＾＾；
そして映画館を観に来た見知らぬ人たちと
同じ劇場内で声を笑ったり泣いたりするのもいいもんだと
あらためて映画館で観る良さを感じました＾＾
まこと