ブログネタのテーマを物語風にした
ブログネタショートストーリーです
今回のテーマは“美人の条件 ”
「美しい人」 作:macoto
突然のゲリラ豪雨で傘を持っていなかった僕は
一番近くの屋根付きの建物を探した
シャッターの閉まった果物屋の軒先が目に入り
小走りで手を額の上に当てながら駆け込む
「……はぁ、まいったなぁ」
と急な雨で滴ったスーツの水滴を掃っていると
同じように急な雨で雨宿り先を探す女性
20代前半で長いストレートな黒髪が綺麗なOL風
僕と同じで仕事帰りに駅に向かう途中といった所か
「……ふぅ」
ひとつ息を吐くと
手元のバッグから薄紫のハンカチを取り出し
落ち着いた所作で水滴を抑える
その立ち居振る舞いからして
育ちの良いお嬢様なのが伺える
「参りましたね」
果物屋の軒下でふたりきりの気まずさから
黒髪OL風な彼女に話しかける
すると見知らぬ僕の方へ顔を向け
「この雨、マジちょ~ウケるんですけどぉ~」
見た目から想像していたのと違って
話してみたらイマドキの
それもかなりギャル的な話し方で
ちょっとロマンスを期待してた僕の夢が壊れた
いくら見た目や立ち居振る舞いが良くても
ちょっとこれはなぁ…
fin
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ブログネタ:美人の条件
参加中
さて美人の条件ですかー?
なんだろーな。macoto的には本当の美人って
見た目だけじゃない気がしています。
これっていう決まりはないけれど
たとえば内面がにじみ出てくるような表情だったり
瞳の奥の方に見え隠れする透明感だったり
逆に一般的に美人と言われるような顔立ちでなくても
内面が磨かれている女性からは外面にも顕れていて
人を惹きつけているような気がします。
macotoは美人さんは好きだけど、
それよりもどこかコンプレックスを持っていて
でもそれを克服して受け入れてしまっているような
すごく個性的な部分を持っている人の方が
もっと好きだったりするかもしれないです^^