千と千尋の神隠し | 『もの想い』macoto

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映画千と千尋の神隠し  (2001年)

 


都会暮らしだった千尋は田舎へ両親と車で引越しする道中

道を間違えて不思議な場所に迷い込んでしまう


美味しそうな匂いにつられた両親は夢中でご馳走を食べ始め

千尋は街中を歩き回ると一人の少年に出会う


少年は厳しい表情で戻れと叫び、怖くなった千尋は

両親の元へ戻ってゆくとブタの姿になった両親がいた


混乱した千尋はこれは夢だ、消えろ消えろと叫ぶと

自分の手足が透けて消え始めてしゃがみこむ


そこへさっきの少年が助けに来て千尋は湯婆婆の元で

「千」という名で働くことになるのだが…

 


宮崎駿監督の大ヒットアニメ映画で

カオナシ・坊・青蛙など個性的なキャラは

多方面でフューチャーされることになった




「忘れてるんじゃなく、思い出せないだけだよ。」

このセリフが印象に残ってて

人が経験してきた大事なことは

記憶のなかにずっと残っていて

それを思い出せないだけで消えてしまった訳じゃない

というメッセージと共に

古き良きものを思い出してほしいという願いが

込められているような映画だと感じました


この映画では返事をするとかお礼を言うとか

人として当たり前の礼儀ができなかった

千尋の成長を通していまの子供たちにも

見習ってほしいというメッセージが

込められているような気がします

ジブリの作品の影響でちゃんと挨拶とか礼儀を

大切にする子供が増えればいいなと思う


もちろん大人になった人も

子供の頃の気持ちや純粋だった気持ちを

思い出して少し懐かしめるような気分になれると思います



千と千尋の神隠し
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