病 | 『もの想い』macoto

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人は誰しも なんらかの病を抱えているね



生まれてから死ぬまでに



病にかからない人は稀だから



いつも健康そうにみえる人だって



心も体も ひとつも病んでない訳じゃないよ



ひょっとしたら ただ気付かないだけかも知れないし…



だから病として心や体に出てる人の方が



敏感で感受性の豊かな人なのかも知れないね





ただ言えることは 病は敵ではないと思うようにできたらって…



病は突然 体の外から侵入してくるんじゃなくって



体の内から自分にシグナルを送る信号だと思ってみようよ



たとえ 公害のような外から侵入してきたものだとしたって



全然平気な人もいれば 重い病気になる人もいるよね



きっとそれも それぞれにとっての



縁のめぐり合わせなのかも知れないね





病に打ち勝つ 病と闘う



ときにはそういった強い気持ちも必要だけど



その病が まるで宇宙から地球に



侵略してきた宇宙人のように扱うんじゃなくて



もともと自分のなかにあるものが症状として



自分の体の弱っている所を知らせてくれているんじゃないかなぁって



そんな風に考えてみたら



自分の体とも少しはうまく付き合えるんじゃないかなぁ





心や体からのシグナルを見逃さないようにすることって大事だと思うよ





「病は気から」と ともに 「気は体から」





体が弱っているときは物事を悪く考えてしまうことが多いよね



心と体は繋がっているから



どちらかが弱っているときは もう片方を休ませてあげよう









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