山崎豊子先生の絶筆!

『約束の海』読みおえました!

全4部構成の予定だった小説。

読者が読めるのは、第1部のみ(泣)

そこで山崎先生の生涯が終わり、『約束の海』も未完となります!

叶わぬ願いですが、続きが読みたい!

切に願うほど、第1部よかったです。

真珠湾攻撃で、米国の捕虜第一号となった、旧帝国海軍少尉を父にもつ、海上自衛隊の潜水艦『くにしお』の乗組員 花巻朔太郎二尉が主人公。
父、息子が時代に奔走されながら、抗いながら、
自衛隊とは、平和とは、戦争とはを問いかける物語。

二尉、二尉・・・



空井大祐二尉。

二尉の文字を見るたびに、ふと空井大祐二尉@綾野剛を思いだしましたよ。



空井大祐は空自。
花巻朔太郎は海自。

花巻もすっごく魅力的な人で、あ~、剛くんが演じたらめっちゃいいんじゃないか?なんて、なんでもかんでも、剛くんに結びつけてしまう(笑)

『空飛ぶ広報室』も自衛隊とは?っと問いかけている作品ですが、『約束の海』も同じテイストですが、より硬派に、問いかけている作品でした。

花巻朔太郎二尉は架空の人物ですが、彼のお父さんとして描かれている人物は実在のモデルがいるそうです。

取材メモは、ちょっとリアルで恐怖を感じました。


でも、それでも、全巻よみたかったな~。

あとは、剛くんを駆使して((笑))、姫の頭の中で物語を想像するしかないなぁ~。