かれこれ10年くらい前に好きだった店があった。(オーナーも好きだったんだな(笑))

再開発計画の一画に入り、店を閉じたと、先程、そのオーナーからメールをいただきました。

もうすぐ店も壊され、街並みも変わると思うよ、とのメールに、学生時代から今も好きな街が変わっていく、一抹の淋しさを感じました。

先の記事にも書きましたが、『料亭小松』が焼失して、形あるものは、いつかなくなる・・・。改めて感じた矢先だったので、淋しさもひとしおでした。

ここ数年は、年賀状とたまにくる彼からの『元気で頑張ってますか?』くらいのやりとりだけで、お店にも足を運ばなくなってしまったが、
最後に『ありがとう』っといっていただけて、こちらこそ『ありがとう』がいっぱいこぼれました。

微力ではありましたが、お店を応援できたこと。いや、応援以上に、美味しい幸せな時間を与えてくれたことに感謝です。

応援するって、自分も幸せになれるんだなぁ。っと、実感しました。

応援・・・

そう、この方からもたくさん幸せな時間をいただいてます。綾野剛くん。そんな剛くん主演


『日本で一番悪い奴ら』が、
ニューヨーク・アジア映画祭のオープニング作品に選ばれたそうです。




そして、剛くん、ライジング・スター賞を受賞とのことです。

おめでとうございます。

『ロクヨン』のインタビューで、舞台と映画の違いみたいなのを、浩市さんと剛くん奈々ちゃんが話をされていた中で、

『今でも、何十年前の映画が素晴らしいと残っている。残していく作業を含め、映画というものに、今現在、自分の思いをほとばしっている。』たしか、こんなことを剛くんが言っておりました。

消えていくものを淋しく思っている時に、残す作業をしてくれている剛くんの言葉がふとよぎりました。
応援している人の作品がずっと残っていく。ファンとしても幸せですよね。


消えるもの、残るもの、消えるものもまた、心に残るもの。

あー、なんだか、淋しさけど、なんだか、幸せだなぁー。