みなさん、こんにちは
昨日に続いて、今日は統治部分です。
「統治部分は条文が大切です。」
これも、何度も聞いたことがありますよね。
ここで平成28年度行政書士試験から問題です。
衆議院で可決し、参議院でこれと異なった議決をした法律案は、
衆議院で出席議員の 3 分の 2 以上の多数で再び可決したときは、法律となる。
○か×か。
答えは○です。これは日本国憲法52条2項の条文そのままです。
これが「条文が大切」という話。
条文を覚えているだけで、正解できるんです。
これは、とてもお得ですね
でも、条文なんて完璧に覚えられないですよね。
読んだだけで、すっと頭に入る人がうらやましいです。
もし、私のように記憶力に自信のない人がいたら、
試験問題を作る人になったつもりで読んでみてください。
例えば、上記の52条2項を使って、答えが×になる問題を作るとしたら
みなさんだったらどんな問題を作りますか?
私だったら、衆議院と参議院を逆にしたり、
「出席議員の3分の2以上」を
「総議員の3分の2以上」や「出席議員の3分の1以上」とすると思います。
そうやって、私は、1条、1条、出題予想をしながら読んで、覚えました。
「絶対にひっかからないぞ!」という思いで。
面倒だと思うかもしれませんが、たかが4点、されど4点です。
行政書士試験では、考えさせる問題が増えています。
条文を覚えるだけで4点取れるのは、とてもお得だと思って頑張りましょう。
あっ、でも今完璧に数字まで覚えていても、試験までに忘れてしまいます。
試験にピークを持っていくように、細かい箇所は直前期に頭に入れましょう。
一緒に頑張りましょうね。オンスク行政書士講座です。
https://onsuku.jp/training/gyousei
またお会いしましょう。ありがとうございました