テレビ朝日の人気番組である「大改造!!劇的ビフォーアフター」で問題が起こっているようです

新聞記事の内容ですが、「匠」と呼ばれる建築家の手によるリフォームで、ボロ家が見違えるほど美しくなるテレビ番組「大改造!!劇的ビフォーアフター」に出演した1級建築士と建設会社に対して、「欠陥住宅だった」として、9800万円の損害賠償を求める訴えを裁判所に起こしていたとのことです

訴えによると、原告の男性は、20049月に放送されたビフォーアフターで「6坪に大人4人が住む家」の大規模リフォームを成功させた建築士をみて、自宅リフォームを相談したところ「新築の方がいい」と提案され、建築士が紹介した建設会社を交えて建築契約を結んだそうです

20079月に完成して入居したが、地下室の外壁の防水が不十分だったため大量のカビが発生、下水も2度にわたって逆流し、2008年秋に検査機関の調査で欠陥が判明したとのことです

建築士はビフォーアフターのほかにも、関係した住宅が俳優・渡辺篤史の「建もの探訪」で紹介されるなど、民放のテレビ番組でしばしば取り上げられていたとのこと

住宅のテレビ番組というのは、あくまでも物語なので、実際の家づくりとは異なります

建築家のつくる家の良さを知る上では非常によい番組ですが、あくまでも物語だと思って観て欲しいです

特に建築工事費については現実とは異なるので