天使の笑顔
葛飾区介護サービス事業者協議会が
主催する”認知症を語れる社会”を
テーマにした勉強会で講演でした
地域の方が沢山参加してくれました
そして嬉しい再会もありました
母が倒れた1990年代の情報源は
新聞記事しかありませんでした。
半身麻痺を抱えながら絵手紙を
書いている方の展覧会の新聞記事を
見つけて母の頑張る力になればと
母と足を運んだことがありました。
絵手紙はずっと大切にしています
それから20年近く毎年素敵な
年賀状をいただいていましたが
きょうは私の講演を奥様と一緒に
わざわざ聴きに来て下さいました
倒れてから22年経ち今では絵手紙の
教室で教えているとのことでした
49年という短い人生ではありましたが
その中でたった一度の出逢いでも
深いご縁になっていることに感謝
”母の生きた軌跡を残したい”
私のささやかな願いのひとつ。。。
”天使の笑顔忘れない”という
メッセージは一生の宝物です
出逢に本当に感謝ですね
心の在り方
きょうの講演の地は青森でした
”がん患者ささえあいフォーラム”で
がん患者さんやご家族が対象でした
母の闘病の様子を伝えることで
がんになった時の”心の在り方”を
考える機会になればと思いながら
きょうはお話させていただきました。
治らないがんと分かった時に
残された時間をどうやって過ごすか
”命に限りがある”ことを知ってから
毎朝交わすおはようの一言でさえ
掛け替えのない会話だと痛感した私。
なんでもっと早く母の異常に
気づけなかったのかという後悔は
今も私を苦しめる時があります。
40歳で重度の障害を負った母
そして末期の子宮頸がんの宣告。
自分を襲った運命を恨まずに
最期の時まで”感謝だわ”と言えた
母の境地に到達することは
私には出来ないかもしれません。
少しでも近づけるように。。。
きょう11月18日は母の誕生日
母が生きていれば68歳でした。
あの笑顔がもう一度見たいです
心も満腹に☆
12月2日に都内で開催される
介護の仕事の魅力を知ってもらう
”東京の介護ってすばらしい!”の
ランチ部門の最終審査会がきのう
東京家政学院大学で開催されました
普段ホームで提供している昼食を
2時間の制限時間の中で作りました。
限られた予算の中で皆さん
季節感や盛り付けなどを工夫し
さらに食べやすさや栄養素にも
配慮しながら調理していました
メインだけでなく付け合わせや
デザートなども手を抜かずに
作っている様子に感動しました
思い浮かべながら作られた料理は
フルコースのように豪華でなくても
お腹も心も満腹にしてくれます
そしてランチ部門のグランプリの
表彰は12月2日スクワール麹町にて
午後2時から開催されますので
ぜひお時間ある方のぞいて下さい
【問い合わせ先】
東京都社会福祉協議会福祉部高齢担当
TEL 03-3268-7172 FAX03-3268-0635
http://www.tcsw.tvac.or.jp/bukai/kourei/