http://www.jrc.or.jp/vcms_lf/care1.pdf

上記のアドレスは日本赤十字社の「ボランティアとこころのケア」です。
ボランティアに限らずチェックをお勧めします。
一般の方にも当てはまる内容だと思います。

こういうページをググったのは最近の自分がちょっとおかしいと感じたからです。
友人からの(有り難い)手厳しい批判も切っ掛けになりました。

この小冊子の16ページに「ストレスチェック」があります。

ストレスチェック
□周囲から冷遇されていると感じる
□向こう見ずな態度を取る
□自分が偉大なように思えてしまう
□休息や睡眠を取れない
□仲間やリーダーを信頼できない
□ケガや病気になりやすい
□物事に集中できない
□何をしても面白くない
□すぐ腹が立ち、人を責めたくなる
□不安がある
□状況判断や意思決定をよく誤る
□頭痛がする
□よく眠れない
□酒やタバコが増える
□じっとしていられない
□気分が落ち込む
□人と付き合いたくない
□問題があると分かりながら考えない
□いらいらする
□物忘れがひどい
□発疹がでる

6つ以上のチェックが付いたら休んだ方が良いらしいです。

自分の場合、最初に目についたのは「問題があるとわかりながら考えない(1)」という部分でした。
言い換えると「先延ばしにする」と言う事です。

やらなければいけない事があるのが解っているのに考えたり行動したりする事が出来ないのです。
ご飯を食べるのも面倒になります。
始めれば一日で完了するのに出来ないのです。
この傾向が出始めたのは2011年の11月頃からでしょうか・・・

小冊子には、「必要に応じて専門家等に相談しましょう。」と書いてありました。
誰かに相談するのも躊躇(ためら)いました。
弱みを見せたく無いと言う気持ちが強かったので、自己分析や相談を先延ばしにしていたのでしょう。
※「仲間やリーダーを信頼できない(2)」に該当するのでしょう。

今、こうやって記事を書いているのはどうしてもやらなければならない事を除いて休みをとったおかげかもしれません。

たまたま用事があった友人にこのページ(小冊子)を見せたら、彼も6項目以上の該当する項目がありました。
URLのツイートを見た友達も2月の自分はそうだったと話してくれました。
自分だけじゃないんだと感じた時は、気持ちが楽になりました。

今まで何事も無く過ごして来た事もあり、「こころのケア」に関して無頓着だったような気がします。

このような話題を取り上げてブログに書いているのは、迷惑をかけた方々への謝罪もありますが、
そういう状態である事に自分自身が気づかず、周囲も気づかず、
「おまえなんか信用出来ない(3)」と人を責めてしまった自分に気づいたからです。

「問題があるとわかりながら考えない(1)」という病状は、
周囲の人は、「あいつは言った事をやらない。」と言う風に見えます。
そして事実です。
自分自身は、「まだ時間がある。まだ時間がある。やろう。やらなければ・・・」の繰り返しで
実際には手付かずの時間が過ぎて行きます。
これは「状況判断や意思決定をよく誤る (4)」になるのでしょうか・・・

ぎりぎりになって始めると仕事は完了しますが、
「もっと早く出来ないのか」と言われるのが怖くて連絡をするのも躊躇う様になります。
そして、予想通り「もっと早く出来ないのか」と責められます。
(責められたと感じるのです。)
実際には責めているのではなく当たり前のことだと気づくには時間がかかります。

おそらく、注意をしてくれた友人もイライラしていたのでしょうが、
冷静では無い状態の自分には、周囲がすべて敵の様に思えてしまうのです。
「※すぐ腹が立ち、人を責めたくなる(5)」
自分の情けなさに腹が立ち、自分や人を責めたくなるなるのです。
プライドが邪魔をしてミスに対しての謝罪もいやになります。
そして「物事に集中できない(6)」状態になります。

数年前、自分は「問題を抱えている人」を責めていたような気がします。
喧嘩をしながらも付き合いが続いているので機会があったら話し合おうと考えています。
今年2月にも責める立場だったことに気づきました。

ストレスが溜まった者同士がお互いを責め合う状態だったのでしょう。
仲良しが敵になるのです。
あいつの事は認めないという気持ちになった時が危険です。

自分は、セラピストでは無いので上記の自己分析が正しいと言う根拠はありません。
専門の方が読んだら変な内容かもしれません。

こうやって自己分析をしたおかげで「問題があると分かりながら考えない」部分に関しては、考える事が出来ました。
問題解決はこれからになりますが、少しは前に進んだと思います。

不特定多数の方が読んでいることを配慮したので、抽象的な表現で申し訳有りません。

最後まで読んでくれてありがとうございます。



一人暮らしでは、布団の上げ下ろしや掃除選択が疎かになりがちです。

台所の食器は奇麗に片付いていますか?

洗濯物は溜まっていませんか?

最後に掃除をしたのは何時ですか?

食事をきちんと作っていますか?

一人暮らしで部屋が奇麗になるのは友人や知人を呼ぶときです。

子供のいる家族も比較的奇麗になる事が多いようです。

◆◆◆◆◆

誰も訪れる事の無い一人暮らしの高齢者の家の掃除はどうなっているのでしょうか?

部屋が散らかっていると恥ずかしいので人を呼ばなくなり孤独になっていきます。

「手紙を書くプロジェクト」、「ネットを使って若者とお話しする環境を作る」等の

老人に元気を出してもらうボランティアプロジェクトは色々あり、

どのプロジェクトもボランティアさん達の思いは同じだと思います。

◆◆◆◆◆

私が提案したいのは、「お掃除プロジェクト」です。

「お掃除プロジェクト」は、

一人暮らしの高齢者の住む家(仮設住宅や民家)のお掃除を手伝う事で、

対象者と話す機会が生まれる、

部屋が奇麗になり衛生的になる、

部屋が奇麗になる事でお友達を呼び易くなる、

無理の無い程度に高齢者にも手伝ってもらうので体を動かす切っ掛けになる、

等の長所があります。

東日本大震災から一年が過ぎ、新しいプロジェクトを立ち上げたいボランティア団体さんや個人のボランティアさんへ。

「お掃除プロジェクト」の検討もお願いします。
2010年3月1日から2012年1月1日までの南三陸町の人口増減数内訳

2010年1月1日の総人口
17,378人

2012年1月1日の総人口
15,141人

出生
64人

死亡
933人

転入
386人

転出
1,754人

出典(宮城県ホームページ)
http://www.pref.miyagi.jp/toukei/toukeidata/zinkou/jinkou/suikei_top/suikei_top.htm

資料によると昨年は386人の転入と1,754人の転出がありました。

人口は2,237人減りました。

ボランティア活動で南三陸町を知り転入した方々や町外から戻って来た若者達が含まれます。

同じ南三陸町民でありながら、ボランティア活動を切っ掛けに町民になった方々は微妙な扱いを受けています。

町外からの転入を喜ぶ方もいれば、「ボランティアが終わったらさっさと出て行ってくれ。」と言う方もいます。

元ボランティアが就職すると、「俺たちの仕事を取った。」(震災前からの住民の意見)という町民の方もいます。

「人口が減った町に来てくれるだけでもありがたい。」(震災前からの住民の意見)と逆の意見も聞きました。

現在もボランティア活動を継続している方々の意見も分かれています。

「ボランティアは仕事が終わったらさっさと撤退すべきだ」(ボランティアさんの意見)

「元ボランティアさんでも転入して町民になったのだからしっかり頑張ってほしい。」(ボランティアさんの意見)

「ボランティア活動中は、被災地で携帯の充電でコンセントを借りるのは駄目だ。」(ボランティアさんの意見)

「助けてもらったら、普通にお礼をすればコンセントを借りるのは良いんじゃないかな。」(ボランティアさんの意見)

被災地という条件下で無ければ、転入は無条件で喜ばれたかもしれません。

ボランティア活動と私的な行動の区別がつかなくなったりする元ボランティア。
※ごく一部です。

都合の良い時だけボランティア活動を期待する町民。
※ごく一部です。

復興のための後方支援はとても難しいと感じますが、

一日も早い復興の為に尽力している多くの南三陸町の方々を応援します。