ライターイベントねえ…… | 師匠佐々木の控え室(仮)

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佐々木 真の「パチスロ座学」。回胴式遊技機の物書きや編集的な仕事をさせて頂いてます。タレントではありませんが、たま〜にスカパー!にも出てみたり。

なにやらライターイベントで、問題が発生したようですね。

ご本人とも面識がございませんし、経緯もインターネットの情報でしかわかりません。なので、個々に対する善悪の判断(そう受け取られた時点で善はないでしょうけど)は、しかねます。広告代理店やホールさんとの打ち合わせでこうなったのかもしれませんし。


ただ、本当に残念でなりません。

かなり前にも書きましたが。これでロケやら実戦企画といった正規のライター活動まで制約されることになったらどうすんのよ? その自覚だけは持って欲しいと切に願います。特に関西でライターイベントがなくなるとか、そういうニュースも出ている時期。軽率にも程があると言わざるを得ません。



若いライターさんも増えてきましたが、その多くはイベント全盛時代にパチスロを覚えたり、スキルアップされた方々でしょう。機種の理解は全時代共通として。イベントの取捨選択・優良店の情報網・ノリ打ちなどといった時代に即した戦術は、オッサンライターより遥かに上だと思います。


しかし、この若い世代が忘れがちなことがあります。

イベントなどで自分たちが勝つ分は、非イベント時に通う常連のお客さんが払っている。常連さんによって、ホールの経営が成り立っていることです。また、書くまでもないかもしれませんが、常連さんも当然パチンコ・パチスロのファン。潜在的なメディア読者でもあります。


広告規制以降、新たな優良店を発掘するのが難しくなってきました。以前のようにいろいろ飛び回る人もいるでしょうが、決めた数軒の中で打つ常連さんの比率が高くなってきています。それこそ、ジグマ経験者の多いオッサンライターが現役だった時代のように。

このオッサンたちの大半は、見たことがあるわけですよ。地域密着店で店員とグルになった人の顛末とか、そのホールの行く末を。先輩ライターに教えを請うのは、こういった自分が経験できなかった時代のことではありませんかね? ホールの広告塔として矢面に立つのであれば、なおさらです。



極力、常連のお客さんにご迷惑をおかけしない。

個人的な主観ですが。この心を持たずに開催されるライターイベントは、全部クソだと思います。

もちろん、出した分のしわ寄せが後に行くとか、誰から見ても完璧というのは無理ですけどね。でも、この気持ちがあるかで随分と違ってくるでしょ?



ライターイベントをやらず。しがらみもない物書きのブログだからほざけることでした。でも、大事なことは書いたと思うぞ(笑)。






※このブログの読者さんの中にも、ライターさんに会いにイベントへ行く方もいらっしゃると思います。もちろん、存分に楽しんで欲しいですが、ライターに興味のないお客さんへの配慮も忘れずにねっ!

※「北海道・ライターこない」などといった検索で辿り着く方もそこそこいらっしゃるのですが。昔から警察の指導が厳しくて許可が下りないのです。いつまでは大丈夫だったとかは、そもそも私がライターイベントをしない人なのでまったくわかりません。

※あと、このご本人には頑張って欲しい(イベント仕事以外で・笑)。こんな経験、なかなかできませんよ。警察からの指導なども勉強する必要もありますが、いつの日かイベント論とか書いてくれたら面白いんじゃないですかね。時期が早すぎたり、思考が変わってなければ叩かれると思いますけど(汗)。