★今回の内容は、某育児サイトで相談をさせていただいています。

同じような内容を読んだことがある!って方、いらっしゃるかもしれません。






長男くんのことです。


2週間くらい前に、学校から、泣きながら帰ってきました。


帰るなり、


「Sちゃんにあごを蹴られた。」


と、言うんです。


口の中がうっすらの色、びっくりして見たら、した唇が少し切れてました。


なんで蹴られたのか聞くと、Sちゃんに


「こっちに来て」


と言われて行かなかったら蹴られた。


長男くんがしゃがんでいたら(靴を履いてた?)、膝で蹴り上げるように蹴って、あごが「ごちん!」っていった、というのです。



泣きながら説明する長男。切れた下唇。


正直、愛息が、痛くて辛い思いをしているのを見たら、かなり腹が立ちました。


担任と、Sちゃんの家に電話して文句を言いたい衝動に駆られました。


でも、1回だけだし、たいした怪我じゃないし、過保護過ぎるかな・・・とぐるぐる悩んで、結局、何も言えずじまいでした。




それから、日がたち、一昨日のこと。


学校からミニレターというのをもらって帰ってきました。(ミニレターの概要はコチラ


人権擁護委員会が出してるもので、子供に悩みをナイショでお手紙に書いてね、っていうものです。


それに対してお返事が来ます。



そのミニレターを長男が書きたい、と言って来ました。


深く考えずに


「出しといてあげるから、書きなよ。」


と返事をすると、書き始めました。


「これ、出して。」


しばらくして書き上げたミニレターを長男くんが小さくたたんで持って来ました。


なんだか、見られたくなさそうな様子だったので、その場でそのまま封をして、私のバッグに入れて、


「明日ポストに入れておくね。」


と言っておきました。


でも、どうも様子がおかしい気がして、あとでこっそり手紙を見てみました。


そこには 


「友達に、ゲームの話をしていたら殴られたり、蹴られたりする。一瞬死にたくなった。」  


と、書かれてました。




動揺する気持ちを抑えつつ、何知らぬ顔して長男くんに


「さっきの手紙、何かいたの~?なんて、お返事くるかなぁ?」


と気軽な感じで聞いてみました。


そうすると、長男くんはぽつりぽつりと話し始めました。


「KくんとHくんに殴られたり蹴られたりするんだよね・・・。」


「昨日も蹴られて、後にこけて尻餅ついてお尻がいたいんだ。」(←打撲していました)


「ミニレターには書いてないけど、ほかにもいろいろいじめられたりあるんだよ。」


「人生辛いことばかりだね・・・」



私は平然と聞いているふうを装ってましたが、内心かなり動揺してしまってました。


なんとか確認したことろ、長男くんはやり返したり、あまり強く「やめて」というような抵抗をしていなくて、 また、そういうことが起きるときはいつも先生がいない時間で、長男くんは先生に全く言ってないみたいなんです。


それって、いじめなんじゃ・・・心をわしづかみにされたように苦しくなりました。


情けないのですが慰めたり、解決策やアドバイスをしてやることも出来ずにいました。



この出来事が2/27の夜で、旦那ちゃんは飲み会でいませんでした。


だれにも話せず、一晩モヤモヤと考えて、あまり眠れませんでした。





一夜明けて2/28、ちょっと早めに起きて旦那ちゃんにミニレターを見せ、話をしました。


いろいろ相談しましたが、子供が「死にたくなった」とは放っておけないです。


担任に相談することにしました。



そして、28日のお昼休みに学校に電話をして、放課後時間を取っていただいて、相談に行きました。


手紙の内容、長男くんに聞いた内容、Sちゃんに蹴られて唇と切って帰ってきたことなどをお話しして、学校での様子や、いじめられてると仮定して、長男くんには原因がないか聞いてみました。


先生の回答は


「じゃれあってるだけのように思ってました。お互い、叩いたり叩かれたりしてます。長男くんが特別やられているという風には見えませんでした。」


「男の子はあっさりしているので、特別目を向けていませんでした。」


だいたいこんなかんじでした。


ですので、これから該当の児童に話を聞いて、事実確認をして連絡をいただくことになりました。




そして、さらに日がたち、昨日3/1のことです。


長男くんが学校から帰って来て、ぱっと顔を見たときになにかおかしい、と思いました。



昨日は塾の日だったので、車で連れて行く途中に話を切り出しました。



「今日はけんかやいじめられなかった?」


と聞いてみました。


そうしたら、


「6時間目が終わった後、俺が消しゴムを落としたらHくんがそれを蹴って、『取りに行けよ』って言われた。ちょっとして鉛筆を落として、それもまた蹴って『取りに行け』って言うんだよ。」


「『やめて』って言ったけどやめてくれなくて、先生もいなかったから言えなかったんだよね。」


というんです。




・・・もーー、一気に怒りが沸点まで沸いてしましたよ。なんて、いやみったらしいことをしてくれるんだよっ!!




「そういうときは『やめろ!!』『おまえが取りに行け!!』って大きな声で怒鳴りなさい!舐められてるよ、長男くんはっ!!やり返さない、言い返さないって思われたらどんどんいじめられるよ!!」


「大きな声で怒鳴ると『うるさい』って言われるもん・・・。」


「『うるさい』って言われたら『おまえが蹴るからだろう!!』って言えばいいんだよ!!」


「・・・うん、わかった。言ってみる・・・。」





下校してすぐは元気がなかった長男くん。


その後、塾へ行って仲良しの子と一緒に授業を受け、お迎えの時にはすっかり元気でいつもの長男くんになっていました。




長男くんの学校は小さい学校で1学年15人、男子は4人です。


6年生までクラス替えもなく、一度出来た力関係はおそらく卒業まで崩れません。


できれば、なにかをきっかけにこの状況が好転してくれる事を願っています。



暗い内容でごめんなさい。


最後までおつきあいいただいた方、ありがとうございました。