最近、胃潰瘍が再発したかもしれないマーヤです (ノ◇≦。)


さて、本日のテーマは「依存の克服」ということで、

タバコ依存(正確にはニコチン依存)を考えてみましょう。


タバコは簡単に手に入るので、依存への入り口は大きく開いています。

自分も、高校時代に友人から勧められて手を出したのがきっかけで

それ以来28年ずっと吸い続けています。


何度か止めようと思い、3か月程休んだ時はありましたが、

完全には止められず、現在に至っています。

そんな状況なので、子ども達には「一度でも手を出せば止められなくなるから、

絶対に手を出さないように」と言い含めています。

そうです。一番の方法は、最初から手を出さない事。


先日も、某有名人が禁止薬物で5回目の逮捕というニュースも流れていましたね。

依存というモノからの脱却がいかに難しいかを、如実に表した事件でもあります。


それでも、タバコ依存から脱却する人は大勢います。

その一番の近道は・・・医療でしょう。

ま~、タバコを止めるために病院へ通う人は、止めたいと言う気持ちが大きいので

基本的に成功率も高いとは考えられるのですが、

かなり高い確率で止められると思います。


自分は、お金と時間をかけてまで止めたいとは思っていないので、

何とか自力で止めたいとは思うのですが、28年間それができなかったのですから

他人から言わせれば、「素直に病院行った方がいいんじゃない?」ということですね。


それでも、自力で頑張ろうと思う人は、次の方法を実践してみてください。


その前に、タバコを止める過程でポイントとなる時間を説明しておきます。

ニコチン濃度が低くなると、タバコが吸いたくなりますが、

その周期みたいなものを「壁」として、その壁を次々と乗り越えることで、

最終的にタバコ依存から脱却するというイメージですね。


さて、最初の壁ですが、これは概ね45分。

ヘビースモーカーと言われる人は、もっと周期が短いのかもしれませんが、

とりあえず、45分我慢するのです。


この壁を乗り越えたら、次は3時間。これは、結構キツイかもしれませんね。

壁をより乗り越えやすくするためには、視覚に訴えましょう。

その方法は、24個のマスを書いて、1時間経過する毎に、1マスづつ塗りつぶしましょう。

3時間経過したのですから、3個のマスを塗りつぶした事になりますね。


次の目標は、24時間です。

24個のマスを塗りつぶすのが目標です。

1日目を無煙で過ごす事ができたなら、かなり大きな成果です。

同じように、1時間ごとのマスを塗りつぶしながら、生活しましょう。


次の壁は、3日です。これも経験上かなり辛い時期です。

「人が吐きだしたタバコの煙でもいいから吸いたい」位の気持ちになったのを覚えています。


さて、この3日目の壁を超える事ができたなら、脱却確率は格段にUPしたといっていいでしょう。

逆に言えば、ここまでにかなりの確率で失敗すると言う事です。

嘘だと思うなら、試してみてください。多分、3日間禁煙することは至難の業でしょう。


それでも、何とか3日間禁煙できたら、これまで塗りつぶしてきたマスを

1日1個にして30日間を目標に頑張りましょう。

そうです。次なる壁は1カ月です。


ここに至るまでに1本でも吸ってしまったら、最初からやり直しです。

何故なら、1本でも吸えば必ず2本目が欲しくなり、次々と吸ってしまうから。


1か月を過ぎたら、次は3カ月、次は1年と目標を定めて禁煙を続けましょう。

そして、2度とタバコを吸うのは止めましょう。

何故って?一度吸えば、また以前と同じように止められなくなってしまうから・・・。

それ位、依存症というモノは怖いということですね。


それでは、また・・・。