私は前から、リフレ派と呼ばれる
不況時の金融緩和に積極的な人たちと
同じ考え方ですし、
今もそうです。

日本は黒田日銀総裁になってから
異次元な量的緩和を行っています。

この異次元の量的緩和は
日本が発行した国債を
銀行などが買った物を
市場を通して日銀が
一定価格で買い上げるという事です。

これはワンクッション
市場を通すという事はしていますが
結果的に日本政府が
円を大量に印刷している事になります。

ジンバブエではこれと
同じ事をして
ハイパーインフレになり、
通貨がただの紙切れになりました。

なぜ日本がジンバブエのように
ならないかというと、
世界最強の軍事力を持ち、
なおかつ世界一のGDPの経済力を
持っているアメリカが
これと同じ事をしていたからです。

あと他の先進国も
同じ事をしていました。

みんなで赤信号を渡っていたのです。

ただ今年に入り状況が
一変してしまいました。

アメリカはコロナ時に
アメリカドルを国民に配りすぎたのと、
あとロシアの戦争や
コンテナ不足とトラック運転手不足などによる
流通コストが上がり
かなりのインフレになってしまったのです。

バイデン大統領も
これを早急に解決しないといけなくなり、
FRB(米連邦準備制度理事会)が
急激なスピードで金利を上げました。

その結果、
発展途上国などの
リスクのある所に
流れていた資金が
高金利なアメリカドルに
流れていきました。

そして日本は
今どうなっているかというと、
30年以上続いたデフレのせいで、
国民の心理に
デフレがこびりついて、
インフレにならないで、
その上先進国が
インフレになる事によって、
輸入品のコストが上がり
スタグフレーションという
不景気の状況で起きるインフレという
最悪な状況になってしまいました。

アメリカ以外の先進国も
インフレ対策で金利を上げた国もありますが、
イギリスなどの
ほぼスタグフレーション状態の国も
金利を上げました。

イギリスの新首相が
撤回しましたが減税政策をしようとし、
イギリスの中央銀行は
金利を上げるという
アクセルとブレーキを同時に踏む
という混乱ぶりです。


日本だけが赤信号に
取り残されてしまったのです。



私は裕福な家庭で育っていないし
今も裕福ではないので、
国債を買った事がないので
詳しくは分かりませんが、
GDPは世界3位ですが
どんどん沈んでいる国である
日本の国債の金利が今
0.25%ぐらいです。
金利が低いという事は
国債自体は高いという事です。
なぜなら日銀が
金利が上がって一定価格以下に
ならないように
無制限で円を印刷して
買っているためです。

かたやGDPは世界1位で
最強の軍事力を持つアメリカは
金利が約4%の高金利です。
これは国債の価格が安いという事です。

これを見た時
世界のお金持ちさんたちは、
日本の国債は
異常に割高に見えて、
空売りしたくなるのではないかと
思うのです。

その時日銀はどうするのでしょうか?

1ドル150円になりそうなぐらい円安なのに、
一定価格以下にならないよう
円を印刷して買い続けるのでしょうか?

でも買うのをやめると、
世界トップレベルに
国債を発行している日本は
金利の返済だけで
莫大な金額になってしまいます。

どっちに行っても地獄です。
これは将棋でいう詰みの状態
ではないでしょうか?

日本はこれから緩やかに沈んでいく
泥船なことは分かっていましたが、
出航前から石炭による火災が起きていた
タイタニック号のように
急激に危ない状況になるとは
思いませんでした。


今、
お金持ちの人たちの中では
外貨預金が流行っているらしいです。

タイタニック号のように
お金持ちさんたちは
いち早く救命ボートで
日本船から逃げています。

私たち貧乏人は鍵をかけられて
出れません。

まー、
ただ日本という国は
歴史的に運の良い国なのです。

元寇の時は台風という
神風が吹いて助かりましたし、
2000年ぐらいの歴史の中で
一度だけ占領されましたが、
冷戦下でアメリカさんは
日本を資本主義の
素晴らしさを世界に伝える
ショーウインドーとして
下駄を履かせてくれて
焼野原から高度経済成長に
なったわけですし。


だから1ドル200円ぐらいなって
異常なインフレだけど、
日本の製造業が輸出しまくって、
一発逆転満塁ホームランがあるかもしれません。

知らんけど・・・。

ここ数年で日銀は国債を買うことで

 

マネタリーベースを増やしてきました。

なのにインフレは起きない。


マネタリーベースの増加はインフレの要因にはなるが、

根本的原因ではないのではないのだろうか。

 

 



世の中の経済の流れを

 

人間の体で例えて血液がお金だとすると、

今現在はとても太い血管の動脈のみにかなりのスピードで血液(お金)が流れて、

毛細血管すなわち低所得者(なおかつ資産がない人々)に血液(お金)が流れてない。

高度経済成長の時インフレが起きたのは、

日本のすべての人がカラーテレビやクーラーや自動車などを

お金を借りてでも買いたかったから起きたのだと思う。

すなわちインフレはその通貨を使う大部分の人が

 

投資や消費をしたくなった時に起こるという事で、

一部の資産家にお金が流れても、

 

今まで通り安全な投資先(国債など)に投資する額が増えるだけで

とても太い血管の動脈にしかほとんど流れないののだと思う。

 

 



低所得者(なおかつ資産がない人々)はお金を借りて投資ができない。

ただ今の日本の低所得者(なおかつ資産がない人々)は

高度経済成長の日本人より高性能のテレビ、洗濯機、冷蔵庫を持っていて

生活が苦しいがそれほど現状が不便ではない。

だからそもそも投資や消費意欲が少ない。

そこで日々のランニングコストを下げるための投資を

できるようにしてあげれば投資をすると思う。

例えば家賃。

住宅ローンを組めない人に普通の住宅ローンの金利の

ほんの少し高めのローン(民業圧迫にならないようにするため)を組めるようにして

 

その債券をすべて日銀が肩代わりする。

これはサブプライムローンよりもリスクが高いことなので

絶対に民間の金融機関には出来ない事です。

他にも教育にかかる支出。

又は光熱費を下げる投資などなど。

これも同じように債券をすべて日銀が肩代わりする。

他にもランニングコストを下げるための投資は、

いろいろ考えられると思います。

 



あと直接日銀が低所得者(なおかつ資産がない人々)に

お金を貸すと法律違反になるはずなので、

民間金融機関を間に入れることによって、

単価は安いかもしれませんが数をこなせば

経営が苦しい金融機関も

 

手数料収入が入ってくるので、

こぞって契約を取ろうと努力するので

より毛細血管(低所得者でなおかつ資産がない人々)に

血液(お金)が流れていくと思うのです。



これを続ければ2%インフレターゲットを達成出来ると思うのですが、

皆さんはどう思いますか?

 

 

 

 

堺市泉北のフランス料理店 カウンターフレンチ レストランマヴィ

最近私は、インフレは富裕層に対する資産税と考えるべきではないかなと思っています。


ほとんどの国の経済が成長していた頃に比べ今の先進国、

特に日本は常にデフレになりやすい環境にあります。

それは考えれば簡単で、皆が洗濯板で洗濯していた時代に洗濯機ができれば、

少々高価であろうが貯金を取り崩してでも買うでしょうが、

これほど経済が発展して現時点で生活が便利になると、

新商品を開発したとしても洗濯機に除菌機能がつきました程度の違いしか作れない。

となれば今の商品が壊れるまでは誰も買わないですし、

購買意欲が低下した状態が続き、不景気になり物価は下がりデフレになります。

だから今の日本政府も、景気のカンフル剤として金融緩和をしてインフレ政策をとっていますが、

この考え方だと、今のアメリカのように、ある程度景気が良くなると

出口戦略に向かわないといけないという圧力がかかります。


世界富豪トップ8人の資産は貧困層36億人分と同じというデーターがありますし、

トマ・ピケティ氏の「21世紀の資本」で証明されているように、

r>g(資本収益率>成長率)を見れば、

世界の富豪たちの資産は日を追うごとに大きくなりより格差が開いていきます。


グズグズしていたら、大変な事になると思うのです。

トマ・ピケティ氏は財産税を導入して格差是正するべきだとおっしゃっているみたいですが、

この世界の富豪たちの周りには、その資産のおこぼれに与ろうとして

とても頭の良い人達が集まるので、パナマ文書やパラダイス文書などで見られる

タックスヘイブンに資産を逃がすことによる合法的な脱税がされてしまうと思うのです。

だから、インフレは富裕層に対する強制的な資産税と考えて政策を取るべきだと思うのです。

この世界の富豪たちはいろんな形で金融資産を持ちその中には、

安全な資産の一つである円で持っている人も多いはずです。

日本の予算の社会保障費は原則

事実上の通貨発行益、すなわち国債でまかなうようにすれば、

たとえ年間1%のインフレでも富裕層の円資産が目減りして

貧困層にまわせれば、かなりの格差是正になるはずです。

しかも日本がインフレ政策をすると現状でも見られたように、

円安になりトヨタなどの製品が海外で割安になり、より売れるようになり

他の先進国も自国通貨高にならないようにインフレ政策をとらざるおえなくなります。


よく最近日本では、黒田日銀総裁がおこなった黒田バズーカーは不発で

インフレが起きていないと文句いっているメディアがありますが、

通貨発行し市場に流してインフレが起きていないんであれば、

ある意味現代の錬金術みたいなものでもっと喜ぶべきです。


もちろんインフレだけで良いわけではなく、

合わせて実物資産に対する固定資産税や

相続税や所得税などをしっかり取る事もとても重要です。


ただ富裕層はもっと前からこのリスクを考えていて、

おそらくFRB議長だったベン・バーナンキ氏が

ヘリコプターマネーを提唱したぐらいから準備をしていると思います。


だから保有者を特定しにくい仮想通貨が

あれだけ高騰したりしているのだと思います。

ただ仮想通貨は現在の通貨を凌駕するぐらい流通しだしたら、

世界の先進国は違法薬物の売買やマネーロンダリングに使われるなど理由をつけて

使用すると犯罪にすると思います。

通貨発行権は国家が有する最大の権力だと思うので

既得権益を奪われそうになると、どんな手段でも使うというのは歴史が証明しています。


もちろん適度にインフレを起こさせるという政策は

歴史のデータがほとんどないのでリスクはともないますが、

もう世界はまったなしの状況にあると思うのです。


というのも、世界で1番社会主義を嫌ったアメリカでバーニー・サンダースが支持され、

世界の経済学者の人達の中で、

もう100年以上前に亡くなったカール・マルクス「資本論」

を取り上げる人たちが出てきています。


人間は危機的状況に陥ると極端な思想を支持するようになります。


それは歴史が証明していて、第一次世界大戦でドイツに多額の賠償金を負わせた

「ヴェルサイユ条約」がナチスのアドルフ・ヒトラー生み、

多くの人々が極端な思想を支持した。


私もカール・マルクス自体が悪いとは思わないが、

その思想はレーニンやスターリンを生み、

毛沢東や金日成やポル・ポトを生み、

数千万人の人々が死に追いやれた。



人類は同じことを繰り返すが、緩やかな螺旋階段のように徐々に進歩するというが、

数千万人の死が、数百万人の死に変わるだけで、とてつもない悲劇に変わりはない。

 

 

 

 

堺市泉北のフランス料理店 カウンターフレンチ レストランマヴィ

3月18日にチュニジアの国立博物館でテロがあり、

21人が殺害されました。


1月には、パリでもテロがありました。


このニュースを見て13年前に見た
マルセイユの移民の人々の目の表情を
思い出しました。


その目には、怒り、悲しみ、恨み、差別など
いろんな事を、当時20歳の僕に訴えかけている様に感じました。




フランスにいたときは、
ビザが1年間しかなく、
日本に戻って働き始めると、
もう来れないかもしれないと思っていたので、
毎週末必ず食べ歩きに出かけました。


当時のミシュラン三ツ星21軒全部と
二ツ星、一ツ星を数十軒と、
食べ歩きました。


だからフランス全土をレストランに行くために周りました。


ただマルセイユは僕が周ったフランスの都市の中で、
とても独特でした。


マルセイユに行ったのは、当時二ツ星だった
ル・プティニース(現在は三ツ星)に行くためでした。


マルセイユの駅に降りて町を見たときに、
ほとんどが移民の人々で、こちらを見る目の表情が、
今も目に焼きついています。


食べ歩きに行ったレストランでは、
いつも調理場を見せてもらうのですが、
調理場には有色人種はほとんどいなく、
もしいてもほぼ9割が日本人でした。

僕が働いていたラムロワーズも同様でした。


でもプロンジュ(洗い場)には必ず移民がいて
そのほとんどがアフリカ系移民でした。



日本の飲食店などだと普通一年目の若い人が洗い場をやり、
鍋や皿を洗いながら、なべ底に残った
ソースを舐めて味を覚えるみたいな事が
あるらしいのですが、フランスではそれはありません。


プロンジュは別の仕事で特定の人がやるもの、
その特定の人が移民の人でした。




現在のフランスは、
料理人という仕事がきつくて低賃金なので、
フランスの若者たちが料理人にならなくて、
調理場にも移民の人がいるみたいなのですが、
根本的に白人が嫌がる仕事を
移民にさせるという構図には
変わりがありません。



日本にいたときは人種差別というものを、
一切体験せずに育った僕からすると、
フランスにいた一年間は衝撃的でした。


ヨーロッパは全体的にそうなんですが、
フランスでは人種差別規制法があり、
人種差別を肯定する発言は犯罪になるので、
言動で差別された経験はないですが、
行為で差別されることが多々ありました。


とくにまったく知らない人から差別されると、
かなり傷つきます。


そうすると仲のいい仕事仲間ももしかして、
心の中では差別しているのではないかと
疑心暗鬼になってしまい、
フランス人に対して人間不信になりました。



ただ日本人はアフリカ系移民のように
職業選択の自由がないぐらい差別はされないので、
アフリカ系移民からも日本人

(経済的に豊かな人が多いからかもしれませんが)、
何か別の人的なグループに入れられているような感じです。


おそらくそれが僕がマルセイユで感じた
目の表情なんだと思います。




ジョンレノンのイマジンや
ボブマーリーのワンラブ
を聞くと感動するし理想を感じるけど、
現実はとても厳しく人種差別だけでなく、
冷戦などの戦争も、
サブプライムローンなどによる経済不況も、
すべて疑心暗鬼が原因で、
あと宗教もこの問題と絡み合い、
解決は不可能に近いぐらい困難に感じます。



だから僕の中での結論は、

とても消極的だとは思うのですが、
できる限りみんな別々な場所で
あまり関わらないようにして暮らす以外
今のところはないように感じます。




フランスは不法入国している移民も大勢いるので、
正確な数字が分かりませんが

現在の人口の約6000万人中、
約1000万人ぐらいは

移民又は移民出身だそうです。


この問題はフランスだけの問題だけでなく、
EU諸国全体の問題になっています。


労働力を移民でまかなうのは、
結果的に失敗だとEU諸国が

教えてくれているのだと思うのです。


それにこれからの時代、

おそらくITとロボット技術の発達により、
労働力人口よりも労働力の質が

問われる時代になっていくと思います。


僕ら料理人の世界でもそれは広がっていて、
寿司業界はロボットが握るようになり、

あと冷凍技術の向上により、
本当に質の高い人以外は生き残れなくなっています。



日本はたまたま島国であったために、
歴史的にも移民が入りにくい国だったのだから、
いくら人口が減ろうが、GDPが落ちようが、
移民を受け入れないほうが良いように思います。



堺市泉北のフランス料理店 カウンターフレンチ レストランマヴィ

僕は仕込みや営業後の後片付けの間は、
ネットの動画サイトのラジオやテレビを
聞きながら仕事をしています。


仕込みをしながらなので映像を見る余裕はなく、
基本的にラジオ番組かテレビでも
ニュースや討論番組を聞きながら
仕込みや営業後の後片付けをしています。


その中で青山繁晴さんが解説している番組を
よく聞いているのですが、
最近ふと気付いた事がありました。


青山繁晴さんは
「一緒に考えましょう」
「私はお世辞が言えない人間」
と言うフレーズをかなりの回数使っていて、
「一緒に考えましょう」は民主主義の国家が
よりよい政治をするためにも
みんな一人一人が考えることが
大事だと言う事で納得はできたのですが、
「私はお世辞が言えない人間」
と言うフレーズを何度も使っているのが
なぜか分かりませんでした。


と言うのも明らかなお世辞を
言っている時が多々あるからです。


お世辞を言う事は良いことではないかもしれませんが、
それほど悪い事でもなく、
なぜそんなあからさまな嘘を言っているのだろうと
よく分かりませんでした。


それで最近気付いたのですが、
青山繁晴さんはニュース解説しながら
よく番組に出演している周りの人に
クイズ形式で問題を出すことがあり、
正解すると打ち合わせはまったくしていない事を強調して、
非常に褒めます。


あと、ラジオ番組で多いのですがリスナーからのメールで
青山繁晴さんと同じニュースの捉え方や、
政治思想の事が書いてあると、
これ以上にないくらいの賛辞で褒め称え
テレビやラジオに出ている非常に学歴の高い評論家よりも、
普通の仕事している人のニュースの捉え方や、
政治思想のレベルが格段に高いことを
強調します。


僕は思想的に全部ではないですが、
青山繁晴さんの政治思想と近い部分もあるので、
何も気にせず聞いていたのですが、
よく考えてみると、
ニュースの捉え方はケースバイケースでしょうが、
政治思想は明らかな間違いは
もしかしたらあるかもしれませんが、
正解なんて絶対にないし、
レベルの高い低いも正確には非常に分かり辛いものです。


だって政治思想に正解があるのだったら、
政治家なんていらないし
政治思想のシステムを作って
官僚に運営させればすべてうまくいく話しで、
民主主義なんていらないと言う事になる。


なのにおそらくラジオ番組で青山繁晴さんに
メールを送っているリスナーはそれが正解だと思っている。


僕自身も最近までなんとなくそうだと思っていました。


なぜこのように思ってしまうのかと考えたところ、
青山繁晴さんは世界各国のインテリジェンスに
関わりも深いし知識も深い。


だからインテリジェンスなどのスパイの工作活動の
大きな仕事の一つは思想誘導で、
これは思想誘導のテクニックの一つ
ではないのかなと感じました。


そのシステムで考えると、
青山繁晴さんはお世辞が言えない人間で
自分が出した答えはお世辞で褒めているのではなくて
正解を出したから褒めてもらえたと感じ、
この政治思想が正しいと感じ、
テレビやラジオに出ている

非常に学歴の高い評論家にはだせない正解で、
なおかつ青山繁晴さんは

常日頃「一緒に考えましょう」と言っていて、
この政治思想は一緒に考えたもの、
すなわち自分で考えたものになると
言うことではないのかなと思うのです。


ちなみに僕は青山繁晴さんを
批判している訳ではないです。


おそらく戦後日本は、
スパイ防止法がなく周辺国のスパイに
教育、政治、宗教、マスメディアにいたるまで
かなりの工作活動をされて、
それらが複雑絡みあって元に戻すことが非常に困難で、
「目には目を歯には歯を」の形しか
無理だと判断されてしているのだと思います。



ただ、自分が今持っている思想と言うのは、
本当に自分で考え導きだしたものなのかは、
常日頃考えないと非常に危険だなと思いました。


あと、おそらく無理でしょうが、
中学校か高校か大学に、
インテリジェンスという科目を作り、
思想誘導のテクニックなどを教えれば、
人間不信になる恐れがあるかもしれませんが、
考える能力も上がるし、
詐欺師やカルト宗教にはまったりするのを
予防できるのではないかなと思います。



堺市泉北のフランス料理店 カウンターフレンチ レストランマヴィ

今年の9月の半ばから後半だけ
急激に暇になりました。


予約が全然入っていなく、
うちの店は80%ぐらいは
直前の当日予約か予約なしのお客様なので、
少し暇になるかなと思っていたら、
それもほとんどありませんでした。


確かに毎年この頃になると
おそらく地域の祭りの準備があったりするためか、
少し暇になるのですが、今年はひどく、
その上、オマール海老の水槽のクーラーが
壊れて買い換えたため経費がかさみ、
ダブルパンチで、経済的にも精神的にも
とても厳しくなりました。


でも10月1日になったとたん、、
急に忙しくなり
何とか正常な状態にもどりました。



僕は人生で起こることに
偶然はなくすべては必然だと思っているので、
これはどういうメッセージだったのだろうと考えると、


「結果は努力のおかげ」というのは正確な表現ではなく、
「結果は努力と関連性がある」が正確な表現だという事に気がつきました。


というのも努力のおかげと言うと、
結果に対して80%以上、
言い方によっては、
ほぼ100%のようにとれるからです。


僕で言えばどんなに仕込みを
努力しようとも、
その時にお客様が来てくれないと、
何も良い結果を生みません。


それどころか、日にちが経てば
まったく使えなくなり廃棄するか
自分で食べるかしかなくなり、
どちらにしても経費が無駄にかかり
経営を圧迫します。



今、世界で70億人以上の人が生きていて
その個人個人が出す結果と言うのは
多かれ少なかれ関わって影響を受けあっている。



うちのお店で一番出るワインはチリ産のワインなのですが、
その理由はコストパフォーマンスがとても良いからです。


なぜコストパフォーマンスが良いのかといえば、
チリワインは19世紀半ばにヨーロッパの産地を

襲ったフィロキセラの影響で、
フランスで職を失った専門家の多くが
チリに渡った歴史があり品質が良く、
チリの人は先進国に比べ低賃金なのと

チリと日本はEPAを結んでいて関税がかからないからです。


食材もその日に良いものが手に入るかによって

料理にかなりの影響を及ぼします。


あとフランス産の物もたくさん使っているので、
火山が噴火したりなど、いろんな災害で
フランス産の物が空輸できなくなるだけで、
うちのお店はかなりのダメージを受けます。


この事と僕の努力は関係は無い訳で、
でも結果、恩恵を受けています。



もっと元をただせば、
辻調理師専門学校にいけたのも、
フランス校に行けたのも、
母子家庭の中、
必死でやりくりしてくれた
母親のおかげだし。


ラムロワーズで働けたのも
フランス校の先生が
僕を選んでくれたからですし。


タイユバンロブションで働いて、
まだ二十歳そこそこの僕に
普通はやせてくれない仕事を
やらせてもらえたのも、
当時の料理長が
気に入ってくれたからですし。


独立できたのも、
リーマンショックの前だったのと、
審査にあたった国民金融公庫の人が、
担保なしの24歳の若造に
融資を許可してくれたからですし。


あと周囲の人や環境以外にも、
その人が持って生まれた才能も
関係するでしょうし。



ただ僕は努力をする事が、
それほど意味がないと言っているのではなくて、
1日1.25ドルで暮らす「極度の貧困」は約12億人もいて、
これは先進国など物価の高い国の貧困層を入れると
最低でも30億人以上になるみたいなので、
人類の半分ぐらいは「努力をやめる=死」な訳で。


そう思うと、
多少個人差はあれど努力することは
人類的には当たり前の事で、
努力するかしないかと
選択できる人は
かなり幸運なんだと思うのです。



よくよく考えると、
当たり前の事に気がついたのですが、
僕にとっては目からウロコで、
良いメッセージをもらえたと感じました。



堺市泉北のフランス料理店 カウンターフレンチ レストランマヴィ

最近の子供の運動能力が落ちてるという話を
テレビでしていたのを観て、
サバイバル公園というのはどうだろうと思いました。


親の同意書がないと中に入れないようにして、
サバイバル公園内で起きた怪我などはすべて自己責任とし、
安全対策のとられた遊具などをおかずに、
ある程度、自然に近い状態にして、
子供たちがボールで遊ぼうが、
穴を掘ろうが、自由にさせる。


そしてこの公園の中央に、
たしか日本サッカー協会のコーチのライセンスの試験でも
同じような事やっていたと思うのですが、
中学生~大学生までを対象に
コミュニケーション能力と難題克服能力を
高めるための、階級別の国家資格取れる
施設を作る。


試験内容は受験者全員にくじ引きをさせ、
数人単位のグループを作り、
初めて会った人とコミュニケーションを
しっかり取らないとクリアできない試験を出す。


たしか日本サッカー協会のコーチのライセンスの試験では
アスレチックコースみたいな所を数人で、
重い丸太をどこにもぶつけないで、
運ぶテストだったと思います。


この国家資格を階級別にして、
最高をS級ライセンスにして、
これをもってると、
進学や就職に得になるようにする。



なぜサバイバル公園の中央に、この施設を作るかは、
試験の待ち時間を、中学生~大学生の人も公園で遊ぶと思うので、
年齢の違う子供たちが同じ場所で遊ぶことによって、
新しいコミュニティが生まれると思うからです。


まー、予算や法律などが問題でできないかもしれませんが、
思いついたので書いてみました。


みなさんはどう思われますか?



堺市泉北のフランス料理店 カウンターフレンチ レストランマヴィ

最近、映画「桐島、部活やめるってよ」
を観ました。


僕はホラーが苦手なので、
所々観たくないなと思う
シーンがありましたが
いろいろ考えさせられる
映画でした。



僕の勝手な解釈ですが
この物語の作者は、
人間は生まれや育った環境も違うし、
「蓼食う虫も好き好き」で、
物事を主観的に捉えて、
自分の価値観で判断するのではなく、
相手の価値観で判断するべきだと
言いたいのだろうと思いました。



この映画の登場人物で言えば、
久保孝介(鈴木伸之)たちは
バレーボールに情熱を注いでいて、
桐島の事が自分たちの価値観での最重要事項である。


前田涼也(神木隆之介)たちは
ホラー映画を撮ることに情熱を注いでいて
ロケーション撮影を良い状態で行うことが
自分の価値観での最重要事項ある。


久保孝介(鈴木伸之)にとっては
ホラー映画などどうでもいい事であり、
映画のセットの隕石も、
石ころのような物であり、
イライラをぶつける対象として隕石を蹴った。


反対に前田涼也(神木隆之介)にとっては
桐島の事はどうでもいい事であり、
撮影を邪魔された上に
映画のセットの隕石を蹴られた。



これを逆の形で表現すれば
久保孝介(鈴木伸之)たちが
バレーボールの試合をやっている所に
前田涼也(神木隆之介)たちが
カメラを持って乱入して
試合を台無しにしたという事になる。


どちらも同じ事で
非常識でひどい事のはずだけど、
両者の力のバランスや
同じ価値観を持った人間が多いか少ないかで、
判断される場合が多い。




僕もフランスにいた時に感じたのですが、
日本では良いとされたり
常識と思われる事が、
フランスでは悪いとされたり、
非常識と思われる事がある。


国や宗教や育った環境が
変わればまったく正反対の
価値観になる場合がある。



戦争などもこれが根底にあるように思う。
自分たちの価値観の正義が
暴走しておきているように思います。



アメリカを見ていて特に思うのですが、
正義という言葉をあまり使うのは
危険だと感じます。


というのも、人間は神様じゃないし、
人間が行うことで
完全な正義なんておそらくないし、
ましてや戦争に正義なんて
存在するはずがない。



例えば、フランス革命にしても
ブルボン朝(ルイ王朝)の圧政によって
長年虐げられてきた平民の
正当防衛による止むを得ない内戦であって、
正義ではない。



正義という言葉を使う事の
危険性は歴史が証明していて、
古くは十字軍、
近代史で言えば
ナチスのホロコーストや
アメリカの原爆の使用や
カーチス・ルメイの指揮した
民間人に対する絨毯爆撃など、
猟奇的な殺人と思うことでも、
正義と言う言葉の力で
良心の呵責なく平気で行える
人間になる。



もし正義があるとしたら
全世界の人の価値観に関係なく

正義と思えるものが正義なんだと思う。


例えば飢えに苦しんでる人に
食料をあげる事などが
おそらく正義に近いものなんだと思う。


ただこれも僕が料理人だから
より感じるのかもしれないが、
食料は人間以外の植物や動物の命であり、
その命をいただくという行為自体は
止むを得ない事であり、
完全な正義ではない。



そう思うと人間の行うことに
正義に近いものはあっても
完全な正義はないと思っていたほうが、
良いように思う。



堺市泉北のフランス料理店 カウンターフレンチ レストランマヴィ

最近、勝って兜の緒を締めよという
言葉が大事だなと感じました。


なぜ感じたかというと、
いいとものテレフォンショッキングにでた
能年玲奈さんを観たからです。


あまちゃんを観ていた影響で、
能年さんの出演する番組を
録画して観たのですが、
極度の人見知りというのをふまえても、
あまりにも生放送のトーク番組に
出演する準備をされていないのと、
いただいた仕事をしっかりこなそうという
やる気がないなと感じました。


数週間前に出演した生放送の
NHKのあさイチでは
もう少し話せていましたし、
やる気も感じました。


たしかに女優なんだから、
フリートークなんてできなくても
良いのかもしれませんが、
映画、ドラマ、舞台などにでれば
番宣もしないといけないでしょうし、
どんな仕事している人でも
好きな事や得意な事だけ
すれば良いなんて仕事はないでしょうし。


嫌いな事や苦手な事でも
仕事なんだから、
しっかりやらないと
良い部分の評価に悪影響を
及ぼすでしょうから。


それを観ていて、
当時の顔が似ているからか十年以上前の
広末涼子さんを思い出しました。


当時の広末さんもドラマに出れば高視聴率だし
歌を歌えば数十万枚売り上げるすごい人気でした。



僕がフランスにいたときに
リュックベッソン製作の
WASABIという映画公開されて
特別ファンというわけでもなかったのですが
映画館に観に行って
広末さんすごいなーと
思ったのを憶えています。


まー、もちろんフランス語だったので
半分ぐらい意味分からなかったんですけどね。


そんな広末さんが17年ぶりに主演した連ドラも
脚本が悪かったのかもしれませんが
かなりの低視聴率だったみたいですから
人生というのは波乱万丈ですね。



人間の人生、山あり谷ありで
いつも良いわけないのですが、
人生うまくいってるときほど、
厳しい意見に耳を傾けるべきだなと感じました。





僕も今から考えると修業時代が
人生うまくいってるときだったんだなと思います。

特にタイユバン・ロブションにいた時は、
面接の時に当時の料理長が
理由はよく分からなかったのですが、
気に入ってくださって、
普通はやらせてもらえない
仕事までやらせてもらえました。


タイユバン・ロブションの新人は
一年間はアプランティ(見習い)で、
ごみ捨てなどの雑用を主にする仕事
しないといけないのですが、
僕は8ヶ月ぐらいの時に
たいした技術もないのに、
料理長の鶴の一声で、
デクパージュという
魚をさばいたり
肉を切り分けたりするポジションに
移してもらえましたし、
そのあとも、いろんなポジションに
移してもらえました。


だからよく先輩からは、
調子乗ってると何度も言われたり、
お前が魚さばくと遅すぎて
魚に火が入ると言われたり、
スーシェフからは、もっと感謝して
一生懸命やれという意味で
「俺がお前ぐらいの年齢の時は、
魚に触ることも許されなかったかったんだぞ」
と言われたり
でも今から考えると、
何度も厳しい事を言われたから
自分なりに必死に
がんばれたんだなと思います。


当時は21歳ぐらいでしたから、
たいした技術もないのに、
厳しい言葉がなければ
勘違いして調子に乗って
いたでしょうから。


だから、厳しい言葉を
くださった先輩方には、
感謝しなければいけないな思います。


ただ僕は体育会系ではないので、
蹴られたり、フォークを投げられたり
したこともありましたし、
若干トラウマになっているので、
もう会いたくないですけどね。


僕は24歳10ヶ月で独立してから、
うまくいかない人生が今のところ
7年6ヶ月続いていますが、
これからうまくいく人生が、
また来るかもしれないので、
今度は一人ですし、
自分で自分に厳しい事
言っていかないと
いけないなと感じています。




能年さんのブログのコメントを
見ると全部見たわけではありませんが、
いいともの出演をべた褒め
しているものばかりでした。


あまちゃんの水口琢磨(松田龍平)
のシーンの台詞で、
「世の中動かしてるのは
一番かわいい子や一番才能のある人間じゃなくて、
二番目なんじゃないかって思うんだ。
二番目の人間が、一番の人間に対して
恥ずかしい姿見せたくないって
がんばった時に成功するんじゃないかって」
というのがあるのですが、
その意味がなんとなく分かった気がします。


あまちゃんのヒロインのオーディションに参加して
ヒロインになれなかったけど、
若き日の天野春子を演じた有村架純さんが、
食わず嫌いに出ていたのを観たのですが、
収録だからかもしれませんが、
しっかり話せていたし、
笑いもとれていたし、
気合入ってるなと感じました。


もちろん人間なんて、特に芸能界は
妬み嫉みの塊みたいなものでしょうから
100%聞く必要はまったくないとは思いますが、
妬み嫉みの意見だって
その悪意のせいか、意外と当人の弱点や
改善するべき部分を言っている
場合がありますから、
要所要所では聞くべき部分があると思います。


でも、能年玲奈さんには20年後に大女優といわれる
ような人になってほしいと思っているんですけどね。



堺市泉北のフランス料理店 カウンターフレンチ レストランマヴィ

人間は何のために生まれてきて、
いかに生きるべきなのか?
という漠然とした疑問を持っている時に、
いろんな本を読んだりして、
喜怒哀楽の経験をするために生まれてきたんだ
という結論で納得して分かったつもりになっていたのですが、
ここ数日前に頭では分かっていても、
実感として分かってなかったという事に気がつきました。



僕は独立してレストランマヴィを開店してから今で、
7年5ヶ月になります。



その7年5ヶ月の間に2回風邪をひいて2日だけ休みましたが、
それ以外は一年365日休んでいません。



というのも、
接客や調理や片付けを

すべて一人でやっているので効率が悪く
休むと家賃などの経費や

借金の返済ができなくなるし、
料理の仕込みも間に合わなくなるからです。



なぜ一人ですべてやっているかというと
もちろん人件費を削減するためもあるのですが、
部下の仕事の失敗も背負いたくないし、
成功も横取りしたくないからです。



ただ休まないで働くというのはとても体がきつくて、
睡眠時間もろくにとれなかったりで、
確か3~4年目ぐらいだったとは思うのですが風邪をひいて、
一日だけ休んだ時に、

熱は一日で下がったのでそれから休まず働けたのですが、
その後一週間ぐらい経験したことのないぐらいの胃痛に悩まされて、
すごい辛かったのですが病院に行く時間もないので、
薬局の胃薬で何とか治したのをきっかけに、
仕込みの状況をみて遅れているときは
ランチの営業だけを休むようにしました。



そんな必死な試行錯誤の7年5ヶ月で
今も状況は変わらず進行中なのですが、
数日前に何のきっかけもなく、
空から降ってくるように喜怒哀楽すべてが重要で
その四つ感情が互いに関係し合って
相乗効果を生んでいるんだと感じました。



それはとても不思議で、
たぶんマラソンのセカンドウインドウみたいな感じで、
とても感動的でした。



自分の今の状態と比べるのは
恐れ多いし失礼だとは思うのですが、
偉いお坊さんがとても厳しい荒行などをするのは
こういう不思議な体験をするためなのかなと思いました。



ストレスのあるイライラする日々を送っているから、
リゾート地でのんびりすごしたり、

ぼーっとしたりするのがとても幸せに感じますし。



闇の中にいるから一筋の光がとても美しいと感じますし。



それにもし人間が喜怒哀楽の喜と楽だけしか

求めてないのであれば、
説明つかない行動や欲求が多々あります。



例えば、夢というものを考えてみてもそうです。
夢を叶えるというのは困難な場合が多く、
長期間の努力が必要となりとてもリスクが伴います。



恋もそうです。
いくら優秀な遺伝子を求めるとはいえ
実るか実らないか分からない者を求めるのは
とてもリスクを伴います。
もっと確実に遺伝子を残せる相手を求めるはずです。



仕事もそうです。
日本のように物価の高い所にいて
ある一定のお金が手に入れば、
すべての人が物価の安く働かなくていい場所に
移住しようとするはずです。



友達を作ろうとするのもそうです。
自分と違う人間を信頼したり、
関わたりすると裏切られるリスクが高くなります。



あと困難な事や命に危険が生じることに
挑戦しようとする人や、
それを見て感動して応援する人というのも
説明がつきません。



桂枝雀師匠の創作落語で茶漬えんまという落語で、
極楽はとても静かで、
蓮の花が咲く音がするだけの退屈な所だ
という表現があるのですが、
確かに、もし死後の世界に

極楽という場所と
地獄という場所があったとして、
極楽には善人しかいなくて
とても美しい場所でも、
ずーっといると善人や美しいものがすばらしい
という感覚が薄れていくだろうなと思いますね。



それに善人であれば、
現世に苦しんでいる人たちがいたら
もう一度生まれ変わって助けようとすると思うので、
極楽にずっといようと思う善人は

いないような気もしますね。



おそらく人間は、
一年間ぐらいのスパンで
喜怒哀楽の4つの量が同じぐらいの量になった時に、
幸福な人生、充実した人生と感じるのではないかな
と思いました。



ただ僕は喜怒哀楽の量で言うと、
怒と哀の量がちょっと多すぎるので、
いつになるか分かりませんが、
もう少し売り上げを上げて、
週に一回ぐらいは休めるように
しないといけないなと思いました。



堺市泉北のフランス料理店 カウンターフレンチ レストランマヴィ