◆デザフェスVol.36レポ◆オマケ1- 制作便利アイテム

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■■■デザインフェスタVol.36レポート■■■
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今日はオマケその2。
今後出展される方がいましたらよかったら参考にして下さい。


デザフェスのレンタル備品に壁面パネルという物があります。
こんなのとか↓(Vol.33の時借りたSブース用凹型木パネル)
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こんなのとか↓(Vol.36で借りたMブース用凹型木パネル)
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ただの白い壁です。
壁には直接ペイントが可能で、釘・ビス・画鋲・両面テープの使用もOK。
何の変哲もない壁なんだけどレンタル料が高い!
Mブースの凹型で33,810円ですよ。
だけど自力で壁を用意するとなるとそれもまた大変で…
消防法絡みの決まりがあれこれありまして、
ブース内で使用できる物は難燃性の物のみと制限があったり
覆うような大きな布とか
ベニヤとかカーペットなど防炎対象品には
財団法人日本防炎協会発行消防庁認定番号入り防炎ラベルが………とか(^^;)
いろいろめんどくさいわけです。
レンタル備品ならその辺もクリアしてるので結局借りてしまうのです。


このレンタル壁ですが、Vol.33の時は釘を持って行って釘打ちをしました。
木パネルだし釘打ち出来ますって書いてあるから当然釘打てるだろうと…
実際にやってみたら釘が刺さらない!?
壁はこの通り垂直に立っていますが床からしっかり固定されてるわけではなく
本当に立ってるだけ…倒れはしないけど。
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こんな状態なんで金槌で釘を打っても壁がグラングラン揺れてしまって釘打ちが難しいんです。
しかも!
これ本当に木!?!?
てくらい凄い固い木パネル。
軽い物なら壁に両面テープで張り付ける事もできるけどそうもいかない事だってあるし…

と、いうことでVol.36では釘打ちは止めてビス打ちに変更。
パネル自体が固いので手動ではなく電動ドライバーを使う事にしました。
ガリガリやればさすがにビス打ち出来るでしょ?

当日、電ドラでビス打ちをしてみた感想ですが…
楽だ!
ビス打って初めて分かったんですが、この木パネルは表面が物凄い固くて
その固い表面の層が終わると突然柔らかくなるんですよ…何これ?
この謎はデザフェス終了後に判明。

業者の人が次の日の準備をしていてそれを見ていたら
ペイントした壁や汚れた壁で違う出展者が次の日も使う場合は
壁に接着剤をまんべんなく塗って新しい壁紙をその場で貼ってました。

つまり、木パネル表面の固い層は壁紙と接着剤でガチガチに固まって出来ている!
しかも物によってはそれが何層にも重なって表面だけ凄く固いパネルになっている…という事です。
ビスを打った時、固い層が終わって突然柔らかくなる部分からが本当の木なんだと思います。
そりゃ釘は打てないわ。

ビスでも表面の固い層にちゃんとビスが刺さるまではしばらく電ドラでガリガリ削らないとダメです。
初めにビス打ちする部分にキリか千枚通しみたいので穴開けておけば楽かな?
木の層になると今度は柔らかすぎて、上手くビスが入っていかないと余計に木を削っちゃって
ビスが空回りしちゃう事も…なんて難易度の高い壁なんだ!
真っ直ぐ壁に対して垂直に綺麗にビス打ちしましょう。空回り始めたら諦めると。




私が持って行った道具とビスは以下の通り。

■ミツトモ(RELIEF) パワフルコードレスドライバー 4.8V
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ドンキで買った2900円の電動ドライバー。
言う程パワフルでもないです(笑)
コードレス、あと替えビットもセットです。
もしデザフェス用に買うのであれば正転・逆転が出来る事を確認してください。
あとはブースの電源を買っていない場合は充電式かどうかも。

■ネイルハンマー
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釘抜きのために…が主な目的だったけど、
念のために釘も持っていったんで釘打ち用も兼ねて。
簡単な釘抜きだったらダイソーにも小さいのが売ってます。
釘抜きは絶対に持って行きましょう!
壁にビス刺しっ放しで帰っちゃダメですよ!(^^;)
ビスの場合、電ドラで逆転してビスを外しますが、
ビスが空回りして逆転で抜けない場合があります。
これを使えばそんな時でも簡単に外す事が出来ます。


■ビス

主に使ったネジがこれ
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私が持って行ったビスではこれ以上長くても太くても上手くいきませんでした。
小さい分にはいいんですが。
壁の厚さが40mm。
25mmのネジだから全然余裕。
ネジの頭は出っ張りを少なく皿にしたけどその辺はお好みで。

次に使ったのは2.7×16
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2.4×10も確か使った…(うろ覚え)
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右二つは使いませんでした。ビスって言うか釘だね。


▼ビスの種類⇒木ネジ
ネジ自体が木をガリガリと削りながら締結していくタイプのネジです。
パネルの表面が固いけど締結する部分は木の層なんで
木ネジを選んでおけばとりあえず大体使えると思います。

▼ビスの長さ
壁の厚みは40mmです。
ビスの長さは長くても35mmくらいまでにしておいた方が良いと思います。
40mmギリギリだと反対側に完全には飛び出さないにしても
壁反対側にビスの先端が当たるとか壁が盛り上がる、ヒビが入る等は十分あり得ます。

▼ビスがビットに噛み合う事
○ビットの先がビスの十字にちゃんと入っている
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×ビットが大きすぎて入らない
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ビス買ったけどビットと合わなかった!て事にならないよう気を付けて下さい。
心配ならビスを買いに行く時ビットを持って行くといいかも。

▼ビスの材質
特になし。

▼ビスの頭
お好みで。
皿か丸か…ってそんな種類もないと思うけど私は皿ネジを使いました。
頭が平らのやつです。


デザフェス前に必ず家で電ドラ、ビスを実際に使えるかテストしてください!
電ドラ使い慣れていない人は特に!