丸山ワクチン を、先週から使用することにしました。
丸山ワクチンは、またの名前を
SSM(Specific Substance MARUYAMA)と呼ばれています。
1944年、皮膚結核の治療薬として、故 丸山千里博士
(元日本医科大学学長)が研究開発したものです。
免疫力の増強には繫がるが、直接、腫瘍を縮小させるだけの
画期的な効果がないということで、
未だ有償治験薬として、自費診療の扱いになっています。
ず~っと迷っていました。
使用するかしないか、、、
効果がどうということが迷いの一因ではなく、
一日おきに通院して接種するだけの気力があるか・・・どうか。
そのために、使える時間をそこに使ってもいいのか・・・迷いました。
でも、縦隔リンパ節に転移が認められ、
頭痛や耳鳴りが続いている今は、悩んでいる暇がないと思いました。
主治医のいる大学病院では、自由診療が割と承認されているのが嬉しい!
丸山ワクチンの受け取りに必要な、治験承諾書と治験登録書は、
診察で申し出たその場であっという間にサインしていただけました。
古くて不便はあるけど、歴史ある私立の病院のいいところです!
ただ、ここに通うのには1時間。
往復で2時間かかるので、温熱療法でお世話になっている病院でも
同時にやっていただけるように、お願いをしておきました。
自己管理ができる常温保存のワクチンなので、
入院・通院とで利用する病院で効率的に継続的にできたらと希望しています。
更に、地元でできるところも探しました。
あちこち電話しまくりましたが、すべて断られました。
治療効果がはっきりしないものは使えないというのです。
「皮下注射だけなのですか?」と、注射だけの診療点数は低すぎるので・・・
小さな開業医では儲けにならない、というのもあると思いました。
予定していた日は、朝から頭が痛かったので、
電車を乗りかえしている途中で頭痛が強くなり帰ってしまおうかと思ったけど、
通勤がてら一緒に途中駅まで付き添ってくれた夫の一押しもありました。
承諾書をもらった翌週には、
日本医科大学付属病院 ワクチン療法研究施設へ!
月・火・木の9:00~11:00に行けば連絡も予約もなしでOKです。
電話の窓口も同じで、いつでも開いているわけではないので注意です。
病院の入口すぐの「丸山ワクチン受付」にて受付番号のカードをいただきます。
私が受け取った番号は【50番】
9:30の時点で、すでに50人目ということみたいです。
10:00から手続きの受付をするので、それまで指定された場所で待っていました。
わたしの後に、5組。
老夫婦や息子と両親、おひとりの方など・・・
遠方から宿泊でスーツケースを持ってきている方、
会社を半休して通勤途中のようなスーツの方、
色々な方が丸山ワクチンの可能性を感じて、ここにいるのだと思いました。
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