まぁしゃんのブログ

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音楽でたくさんの人たちと楽しい毎日を過ごしていきます。
それをブログにしていきます。

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~父と暮せば~
天野達志 1人芝居


初めて芝居というものを見た
そしてこんな表現の仕方に衝撃を受けた
本の朗読と芝居
片手に握られたのはその本
天野さんは言う
「この会場のセットはパイプ椅子が一つとライトスタンド、私のみ、この芝居にはセットはこれだけです。楽しんで頂くにはみなさんに手伝って頂きたい、この芝居を楽しむには想像力が必要です」
ほんとにさっぱりとした会場
天野さん1人
私は80分、眠たくなるだろうと思い始まった80分

開始5分のめり込んでいました。
天野さんの表現が素晴らしい
主人公の娘の仕草、表情
強くたくましい父の仕草、表情
足の先まで女性になる
何度も鳥肌がたった、瞬きも忘れ素敵な父と過去と未来、そして現在に葛藤する
23歳の娘


私は生き残ってしまった。
私よりキレイで優秀な彼女は亡くなったのに
知り合いの赤子はまだ何も知らないまま亡くなったのに

私は、、、父を見殺しにしたのに

原爆から3年たったある日の4日間
出会った彼への思いを断ち切ろうと葛藤する娘
生き残ってしまった事を素直に喜べない環境
それでも父は生きていて欲しい、幸せになって欲しいと娘の前に現れた

戦争を憎む、原爆を恨むその表現の凄さに圧倒されながら

娘の言葉
おっとたん、ありがとありました。

感動、恐怖、尊敬、愛する事、思う気持ち
たった一人のステージでパイプ椅子とスタンドライト
他は何もない
天野さんの凄さこれからも伝えて続けてほしい
天野さんYouTube

https://youtu.be/AWFfKEa64HQ


そして私にも何か出来るだろうかと考えた
私のハチロクでした。
広島で言う8月6日は平和の日、原爆の日
広島で産まれ育った私にとってこの日は、暑く寝苦しい朝
テレビの「黙祷」っという言葉と共に手を合わせ目を閉じる
テレビから聞こえるピーっと言う音
静まる中その機械音とセミの鳴き声

70年前
8月6日8時15分
広島に起きた事
70年経った今、その日を語る人たちがまた今年も今日も明日も減っていく中
私達これから生きるものはどう伝えて行けるのか、どう伝えていけばいいのか
何を守り、何に怒り、何を悲しめばいいのか
平和その言葉は、誰に向け誰の為にあるのか
私はちっぽけな一人の人間で、誰かがいないと今日の1日を過ごすことも困難かもしれない。
そして、私が何か思ってもただの思いで何も出来ないのだろう
でも、素直に感じる戦争は何を残したのだろうか
原爆は何を残したのだろうか
そして、今戦争をする人々は何を思い何の為に武器を手に戦うのだろう

私はもし、自分の息子が武器を持ち戦場に行くと言った時に
昔の人のように「お国の為に」と言えるのだろうか

言葉にする事はとても難しい。
愛する人、大切な人、憎い人、憧れの人、理想の人
いろんな人がいて、その中に自分がいる
争わない事はきっと出来ない
憎み合う事は、愛する事と同じくらい消えないと思うだから
争いも消えない
でもすべて【いのち】
一度消えたその【いのち】はもう2度と戻らない

今も消えゆく1つ1つの【いのち】が少しでも長く続くように
そして忘れないことで守れる事を信じ続けて、、、

そして生きるという事をやめないで、あなたはあなたしかいない
あと1週間!!!!
4月11日はアリスガーデンに集合



一日楽しい日にしましょ!!