大きな仕事が舞い込んできました。
1000年にわたる仕事です。
いや、1000年残る仕事です。
そのような大仕事を私たちでいいのだろうかと不安も感じますが、引き受けてしまいました。
茨城県石材業協同組合連合会が、東日本大震災の復興への願いを込めて作製した千年の舟。
千年の舟の台座には、ストーンフェスティバルのときに、たくさんの人の手によって波模様が刻まれました。
そして最後に、千年の舟という文字が刻まれます。
その文字を八七咲き社中で請け負うことになりました。
11日の午前中、社中の書家春長さん、利弘さんといっしょに現場に行きました。
文字の大きさや書体について打合せです。
大きな仕事にもかかわらず春長さんは淡々と話を進めています。
そして3月20日までに文字を書き上げることになりました。
その文字が石彫の手により刻まれます。
完成した千年の舟は、3月下旬にアクアワールド大洗水族館に飾られます。
震災の記憶を未来に伝えるという千年の舟。
そのような壮大な仕事に八七咲き社中が携われることを嬉しく思います。