小中学力テスト、正答率大幅低下。 | こころ、デトックス

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学力テスト・首位は秋田、沖縄は最下位…地域格差固定化か

分野別の都道府県順位表:http://www.yomiuri.co.jp/zoom/20080829-OYT9I00687.htm

 文部科学省は29日、全国の小学6年生と中学3年生計約224万人が4月22日に受けた全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の結果を公表した。


 2回目となる今回は、都道府県の中で秋田、福井、富山などが2年連続で好成績をあげる一方、沖縄、北海道、大阪などが引き続き低迷し、地域間の学力差が固定化している実態が明らかになった。


 全国の平均正答率は、小中学校の8分野すべてで昨年を下回り、日本の子供が得意にしてきた基礎力でも課題が浮上した。


 全問題の中で何問正解したかを示す平均正答率では、国語と算数・数学のA問題とB問題の計8分野(小6と中3で4分野ずつ)で、いずれも昨年を8~16ポイント下回った。このうち基礎的な知識・技能を試すA問題では、昨年の70~80%台が60~70%台に、応用力を問うB問題は60~70%台から50~60%台に低下した。


 テスト後のアンケートでも、「時間が足りなかった」と答えた児童・生徒が、小学校国語Aで13%から44%に増えるなど、小学校算数Bを除くすべての分野で増加した。計算や漢字の書き取りといった単純な設問が多かった昨年に比べ、ひねりを加えた問題が増えたことで、基礎が十分に定着していない子供には難易度が高く、時間内に解答できなかったとみられる。


 都道府県別にみると、秋田が全国で唯一、8分野すべてで正答率が全国平均より5ポイント以上高く、うち5分野で1位だった。福井も中学の国語B、数学A、数学Bでトップ。富山も2年連続で8分野すべてが5位以内だった。


 これに対し、沖縄は正答率がすべての分野で全国平均を5ポイント以上下回り、すべてで最下位だった。高知は中学校の国語、数学の計4分野で2年連続46位。北海道、大阪も昨年に続き低迷するなど上位と下位の固定化がはっきりした。


2008年8月30日02時46分 読売新聞


予想された結果?

社会全体に、「そんなに勉強する必要ないよ」雰囲気満点、特に、マスコミはもとより、教育評論家や、知識人が「ゆとりある、教育」、「個々の才能を伸ばす教育」とか、何とか、「勉強しなさい」は禁句?「ガリ勉」は悪、的風潮。


たしかに、勉強出来るだけが良い子ではないが、勉強する子も良い子だと思うが....。


それなりに努力して、金儲けして、税金をたくさん払っている人や、将来えらくなってやるぞと勉強する子供が「ホメラレナイ、ソンケイサレナイ」国?も珍しい。


不思議なことに、学歴なんかいらない、自分の好きなこと、得意なことを伸ばすんだ、とおっしゃる人々は、みんな高学歴、高所得者、勝ち組の面々。

私なんか、もっと勉強すれば良かった、大学でてればなあ、なんて、だから負け組みなんだね。



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