基礎縫い ミシン編 21
共布ループの作り方、返し方 3 (ループ返しで返す方法)
この返す前の工程の共布ループを縫う説明のページと糸で返す場合のページをリンクを貼っておきます。
「糸で返す方法 」
1、ループ返し(ループターン)として市販されているものです。
2、ループの下からループ返しを差し込んで山三角の(ループの縫い方参照)上まで出します。
3、ループ返しの下側ベロが開いた状態で少し下に下げて筒の中へ戻します。
ポイント
0.5cm下にベロ先がある状態で爪を下に合わせて持ち上げる感じにすると生地にベロが刺さりでてきます。
4、上のU部分で山三角にカットしたところをくわえるようにループ返しを引くとベロが閉まります。
5、筒をつぶさないように筒外側をさすり引く感じで返していきます。
ポイント
はじめは焦らずに山三角を上手に入れこめれば生地が動いてきます。
ポイント
左の写真(悪い例)は返している部分がイモムシ状に生地がたまってしまっています。このようになってしまうと生地が動かなくなってしまいます。
右の写真(良い例)は生地を返しているいる部分に生地がたまっていない状態です。常にこの状態になるように筒の外側をさすり引く感じで返していきます。
注意
少し太めに縫ってループ返しを使って返す場合、左手のループ返しの力を緩めてしまうと引っ掛けている部分が外れてしまう場合があります。
左手の引く力を緩めないのが一つのコツです。
この後の工程で縫い付け方は「ループの縫い方」のページを参考にしてください。
慣れないとちょっと難しいかもしれません。はじめのうちはループを縫う幅を少し太めに縫うとよいです。
そして、ポリエステルサテンなどの滑りやすい素材で練習して返るコツをつかむとよいかもしれません。
初心者さんが初めてループを返すと不思議な感触に楽しいと言います。
是非、その楽しさを味わってください。
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