やっぱり一週間ぶりになってしましました。 (><;)
12月に入ると何がと言うわけではないけれど気分がせわしなく同じことをしていても忙しく感じませんか?
今日は今週の花をお休みして洋裁ネタの基礎縫い編でいきます。
基礎縫い 手縫い編 6
【スプリングホック 縫い方】
スプリングホックは写真のように12組が袋に入っています。
色はシルバー(白)とクロになります。
サイズは0号から数字が大きくなるとサイズも大きくなります。
いろいろなメーカーから販売されていますが、どこのが良いという違いは無いように思います。
既製服では検針機対応が主流です。左4袋は検針機対応で一番右のブルーのシートのヒバリ印社製は非対応ですがヒバリ印社製も検針機対応はピンクのシートが入って出ています。
スプリングホックも前カン同様に左(受け側)メス 右(かける側)オスという言われかたをします。
スプリングホックの基本的な縫い方2種類です。
左はスカートのウエストがパイピング仕様のもので受けを使用した場合です。
このスカートは左脇明きなので左前がオス、左後ろがメスになります。
右はワンピースの衿ぐりで受けがループ仕様のものです。
このワンピースは後ろ明きなので右後ろがオス、左後ろがループになります。
注意
右、左は洋裁用語では着た状態で言うため上の写真も逆に感じるかもしれませんが、着たときの右、左として説明しています。
注意
糸の色は解りやすいように目立つ色でががっています。
実際は本体の生地の色に合わせた糸を使用して下さい。
糸の太さはスプリングのサイズに比例させて下さい。
0号、1号 は地縫い糸2本取り、シャッペスパン30番手1本取りなど。
2号、3号 はシャッペスパン30番手1本取り、穴糸1本取りなど。
【スプリングホック 受け有りの場合】
1、端から3ミリ入ったところにオスを合わせクビを止めます。
玉どめは見えないように入れ込み、クビの横に針を出して2回巻くように止めます。
手縫い全般に言えることですが、スプリングホックは小さく付ける箇所も硬かったりするので、指ぬきを使えるようになると早くきれいにかがれます。
2、クビを止め終わった針を生地の中を通して輪の外に出します。
ここからボタンホールステッチを繰り返します。
ボタンホールステッチ の詳しい説明をしたページをまたリンクしておきます。
3、 片側の輪をかがり終え、次の輪の移るときはまた輪の外側へ針を出します。
4、両方の輪をかがり終えたところで玉どめをするのですが、ボタンホールステッチのきわで玉どめをするとしまいにくいので終わったところから影になる部分に針を移動し玉どめをして終わらせます。
5、受け側(メス)を3ミリ端から出して決め、メスはクビを2箇所止めかがる輪の外側へ針を出します。
こちらの輪もかがれば始めの写真のようにスプリングホック付けが完了です。
ポイント
外れやすいときはペンチでオスの方の曲がっているところから離れた部分を少し潰すとひっかかりができます。曲がっているところを潰してしまうと歪んでしまうのでくれぐれも離れたところを!
【スプリングホック 縫い方 受けがループ仕様の場合】
2、受けがループ仕様の場合は少し裏よりの部分に2,3回糸を渡します。
ポイント
この後にこの糸にボタンホールステッチをするため糸は引っ張られます。なので始めのこの渡す糸はきついくらいの方が綺麗にかがれます。ただ、きつく引いてあると次の針を通すときに生地をすくってしまいやすいので、私は玉ピンを刺しておきます。
これだけで、生地をすくうこと無く針を糸の下にくぐらせるのが楽になります。
このボタンホールステッチは輪を作って針を下から通す縫い方でやっています。
私は他のボタンホールステッチは針にかけて縫うのですが、このループの時はこの縫い方になるのですよね。
4、端から端までボタンホールステッチを終えたら針を一番はじめに戻し、玉どめをしてしまって完了です。
ワンピースなどこのループの仕様も多いため、受け側だけ残ってしまうのですよね。 (-"-;A
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