100円ショップに行ったら、LEDナツメ球が売っていたので、実用にはともかく、中身がどんななのか分解してみたくなったので、買って来ました。


買ってきたのはこちら


100円ショップのLED電球

ダイソーで売っているものです。消費電力は0.5Wなので、LED1個ですね。

余り期待はできません。


早速付けてみます。やっぱりちょっと暗いですね。3LEDに慣れてしまっているので、ちょっと暗く感じますが、思ったよりは良いかも分かりません。昔のもののように、見えない、というようなことは無く、ちょっとは見えます。

ナツメ球と交換して、何とか実用になる、という感じの明るさです。

色は、オレンジっぽいです。暗めなので、電球色と言う感じではありません。


早速、分解してみます。

中身はこんな風です。


中身2

抵抗2個、普通のダイオード4個、コンデンサ1個、LED1個…

回路的な部品は、全部で8個ですね。細かく見ると、抵抗の色がかなりわかりにくいので、抵抗値はあっていないかもしれません。


抵抗10Ωか16Ω…5本で、茶黒黒金茶か、茶青黒金茶に見えます。

抵抗180Ω…5本で、茶灰黒黒茶のようです。←テスターで計測

抵抗47kΩ…5本で、黄紫黒赤茶に見えます。

コンデンサ100V0.47uF…474K 100Hに見えます。

ダイオードと、LEDは不明です。


コンデンサのアップと裏側です


中身1


まあ、100円ショップですから…


分解すると、元に戻すのが結構面倒かもしれないので、止めた方が良いかも知れません。

分解の手順は、半透明カバー部分が、ソケットの白いプラスチックにただ嵌っているだけなので、握って回しながら引っ張ると結構取れます。ラジオペンチなんかで半透明カバーの方を付け根辺りを握ると、パコッといって少し隙間が空くので、それから外した方が確実かもしれません。


半透明カバーが外れると、LEDを摘んで動かすと、浮く所があるので、浮く所を引っ張りつつ、電球のソケット部分の真ん中にハンダごてをあてると、抵抗とコンデンサのリード線が抜けてくるので、半分くらいはLEDのついてる基盤が浮きます。その後、抵抗のはんだを外すと、ご覧のような状態になります。


しかし、ちょっとあんまりかな、と思うのは、コンデンサ+抵抗とソケットの間、抵抗とソケットの間のリードが、剥き出しで、何の絶縁も無い事。これでは、組みつけが悪いと、ソケット部分でショートしてしまうのでは?とちょっと心配になります。

MADE IN CHINAなので、中国の中の人の技術に期待するしかありません…でも、ショートしたら結構大変だよなぁ…不良品ありそうだけどなぁ…


回路図はこんな感じになります。


回路図

これだけです。何も難しい事はありません。でも、10Ωかなぁ…

抵抗10Ωのところは180Ωの間違いでした。


しかし、私は気に入ってしまいました。


大人買いしてきました。


大人買い…

これで家の中から白熱電球が駆逐出来そうです。


というか、そのまま使われるのは、1個か2個で、その他は改造のベースになります。


改造してみた結果、なかなか良い感じだったので、大人買いと相成りました。


改造の紹介は、またの機会にします。



間違いがあったので、2箇所訂正しました。