真昼の妄想④ | o○☆●o。..:貧 乏 き り ぎ り す の生活風景:..。o○☆●o。

真昼の妄想④

夜があけたぜよ!!

 

本日は2月に一回の収入日、

 大半は借金返済に消える

   少しは消費者に戻れるかな?

 

酒など切れて久しい。

 眠りが浅くまた悪夢というかヤな

 夢をみる。

 

ある席で経歴を語るんだがとにかく

話すべきものが何もない。

大勢の人の前、

恥かき三昧で目が覚める。

 

語るべき経歴が無いのは事実だが

 何だか腹が立ってまたまた妄想が始まる。

 

偶然にも大阪の有力な代理店に取り入った

無能の酒会社の営業マンの俺

 

そこの社員の窮地を救った事により

ボスキャラに差配して貰う。

 

彼は役員とんでもない!部長、いや課長ですらない。

ただの営業員・・・何だか自分を彷彿とさせる。

 

しかし面倒見がよく社内では絶対的な親分らしい。

号令一発、全員に新商品の焼酎の拡売を支持する。

 

ビックリする納品数が出てきた。

会社に戻り伝票を切るとざわめく、他を圧倒する数字。

桁が違う。えへんえへん!最高に気持ちがイイ

 

ここまでは良かったんだが、欲を出した会社、

こんな無能社員でも売れるんだ!担当を代えたらもっと.....

 

私はクビ、交代の旨を先方に告げる。

どうするの?もう親戚みたいになった全員が覗き込む。

 

もう戻る可能性は低いがその時は頼む!

それまでは一本も売るじゃねえええええ

 

えいっえいっおーっ

 

ありゃりゃ近畿地区の半分程のマーケットが

一瞬にして消えた!

 

俺は何てことをしたんだ!あんなにも面倒を見て

貰った恩ある会社に致命傷を与えた。ぁぁぁぁ

 

その後伝え聞いた。会社はとあるビールメーカーに

吸収されてそうな。めでたしめでたし

 

まだ続くんだが次の悪夢をみたらまたネ

焼酎を買わなきゃ・・いや家賃が先かい。