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変化は近い

70年の平和
2011/02/19
 エジプトで大規模なデモが起きて、30年君臨したムバラク政権は崩壊しました。連鎖的にヨルダン等中東諸国にデモは飛び火し政変が起きそうです。
 ムバラク大統領のスイス預金は1兆円を超えると報道されています。
 長期の平和は、社会の所得格差を広げている。日本でも武富士前社長の海外所有株を香港在住の息子が200億円相続し脱税騒動が起きている。
 社会の安定はいいことだけれど、その環境に適応し過大な収入を得る者が出て来る。社会の格差は平和期間の長さに比例して大きくなると言えます。
 日本の政治制度や学校教育制度・大相撲など、長年の改革のないところで問題が発生するのは、組織には耐用年数があると証明しているのではないか?
 あらゆる現象は、上がったものは下がり、下がったものは上がるというサインカーブのような曲線で表される。景気・気温・生物生息数・雨量・風速その他自然放置されるものは、増減を繰り返す。
 右肩上がりを前提とした社会、既得権益を守る日本は、自然に反しています。
 「第三の男」でハリー・ライムは言います。「三百年の平和は、スイスに鳩時計をもたらした。ボルジア家の圧政はルネッサンスをもたらした」
 私たちは「70年の平和は、国民の退廃をもたらし、変化は悪だと思わせてしまった」と言わなければならないようです。
 変化しないと、日本はネアンデルタール人のようにホモサピエンスから駆逐されてしまいます。
 変えることの1、憲法。2、義務教育始め大学制度・受験方法。3、社会教育(実習・高校卒業後自衛隊2年修業後受験し大学教育)4、選挙制度(小選挙区の廃止・比例区の廃止)5、深夜テレビ放送の禁止。6、新聞宅配の禁止
7、年金一元化(パートタイマーも厚生年金加入させ、国民年金廃止)
8、林業・農業に外国人雇用可とする、9、国営企業で利益を上げ税金に変える(国営カジノ・国営パチンコ・国営発電所など) 10,宗教法人課税
こんな風に考えてみると、日本もそんなに良い国ではないかも知れません。
社会格差がこれ以上広がれば、制度の変更を余儀なくされるでしょう。
 エジプトのこのデモが起きる前、学者もマスコミも言いませんでした。
 こういう現象をあらかじめ調査・理解・報道するのが彼らの仕事と感じますが、彼らも70年の平和からボケが来ているのでしょう。
 民主党はもう駄目ですね。彼らが1番のぼけ症状ですね。民主主義は衆愚主義とも言われますが、中選挙区で、人柄を見る選挙がしたいですね。
政党は人柄で選んで候補者を立てるわけでは、ありませんからね。