さて。ココに文章を書くのは 本当に久しぶりです。

あんまり あっちこっちに居場所を作るもんじゃないなぁと思いつつ
ココだから書けること、アチラだから書けること、そちらはそちら……ナドナド 気まぐれ過ぎる私ですので
やっぱりこのスタイルなのです。お許し下さい。


さてさて。本題です。
タイトルにあります ご報告事項。
私、スルメと豆さんからなるユニット 豆とスルメを、この度 解散する事にいたしました。

思えば金山総合駅で なんとなく結成して約15年。
細々と長く続けてきた訳ですが、なにせ正反対の独り遊びユニット。
違和感がありつつも、逆にこれが良いのだと なんとなく納めてきていた数々に
いったん終止符を打つ事にしました。


豆さんのブログも合わせて読んでいただくと良いと思うのですが
(私のよりか、ずっと分かりやすい かつ情報がバランス良く入っているかと💧)
お互いが お互いを、ベストパートナーとは思っていないような感じがしており
そのもやもやを抱えたままに続けていくには 時間がもったいないと思うような歳になりました。

一緒にやる曲の話をしていて、私も歌いたいけど、まぁそれはまた私1人でやるわ、という言葉が私の口から出た時に
あれ、私はマメスルが 全力を出す場所じゃないのかと。

それは、私の時間も 豆さんの時間も、ムダにしてしまうのではないかと
ふと思った訳です。

じゃあマメスルで全力出せば良いじゃないかと思われるかも知れませんが
そもそも 私と豆さんでは、やりたい曲が違うので、(曲に限らず、選択肢が別れていると 必ず別々に指をさしてしまうこの2人)
どちらかが折れる形になる訳で
それなら 最初から合う人とやりゃあ良いじゃないかと
思った、というのが1つ。

そして、豆さんが私の顔色をうかがいながら 遠慮しながらやってると知り(薄々感じてましたけどね)
そんなにしてまで この2人でやってる意味あるの?と 思ってしまったのが1つ。

恐がられてまで、一緒にやらなくても良いよね。
それ、不自然だよね。
そんな2人から、誰に何を届けるつもりなの?と。

私が、もっとソフトな性格なら良かったのかも知れない。
苛立ちを そのまま出してしまう性格じゃなかったら。
すれ違いを、焦りに変換する性格じゃなかったら。
もっと 言葉のコミュニケーションが上手ければ。

でも、このはた迷惑なのが、私だった。
豆さんという人の、気にしぃな性格を考えると、最もふさわしくない相方。

更には、2人というのも。
お互いしかいない状況で、正反対の2人がズレながら 擦り傷作りながら、音楽以外の所で 不必要に消耗していく。
お互いのためにならないと思いました。

でも、それを乗り越えた先に、花開いたものも 確かにあると思うのです。

やまない私は、私と豆さんだったから セリフも入った あの形になれた。
微熱は、豆さんに私がハーモニーを入れたから、ああなった。
愛の唄は、私にイントロが舞い降りたから、ピアノ1本でやれた。
人面機関車は、1輪の華は、ありがとう は……。

自負は、あるのです。2人で残した奇跡というべき軌跡。
何より、全然違うタイプの2人の声が、何故かピタリとハマるのです。
ユニゾンが広がりを感じるのは初めての体験でした。

決して、ブッ壊すのが目的では ありません。

これを土台に、また新たな形を探す旅に出る感じです。

きっと、お互いがしっくりと馴染む場所が、他にもある。

私は1人が割りと好きなので、最初は1人で 路上にでも出るかなぁと思っています。

豆さんは、1人はあまり好きじゃないかも知れない。
でも、相方を探すのは、1人でやる方が断然 効率が良いです。

きっと大丈夫。
あの歌唱力をもってすれば。


そして もう一つ、離れる決心をした要素。
それは、数々いらっしゃる、私たちと同じく、2人でユニットを組んでいる方々。

皆さん、それぞれの形で お互いがそこに居るしかない形で、イキイキと表現されている。
男女ユニットだと、声の相性が抜群だったり、男性ユニットだと、息がピッタリ合っていたり、女性ユニットだと、とても仲が良かったり。

そう見えてるだけなのかも知れない。ちゃんとお互いを分かり合う努力の上に成り立ってるんだと思う。
それぞれ、みんな、葛藤や問題は あって当然でしょうけども
でも、豆とスルメでは、ああはならない、できないと、思ってしまいました。

多分、最大にして 最後の引き金でした。

あの心地良さを、私も奏でたい。
でも、豆とスルメには、難しいと思ってしまったのです。


なんともヒドイことに、私には 今、もう一つ、ホームとも呼べる音楽の場所があります。
そちらが あまりにも居心地がいいので、逆に罪悪感ともなっている気がするのですが
そこのメンバーさん達とは、きっと前世で家族だったんだと言い合うようにすら なっています。
それぞれに、戸籍上の家族はいますが、それとは別に、精神的な家族。
お互い 言葉にしなくても分かり合えるような、とても有難いご縁です。

私、よく飛び込んでいけたなぁと自分でも感心するんですが
多分 そういう事なんだろうな と。(どういう事だよ💧)

引き合った、というしかなく……魅せられた、引き込まれた、行くしかないと思った。
始まりって、そうあった方が良いと思います。理屈じゃなく。アタマじゃなく。


さ、もうさすがに長々しくなっていますので
そろそろ終わりにしたいと思いますが、最後に、豆とスルメで出るライブ情報を。

あと残り二つになっています。


5月28日(日)
NPO法人ママ・ぷらす企画
チャリティーイベント
あま市美和文化会館にて。
昼からくらい~(詳細また後日)


いつも大変お世話になっている 津島GRANT’Sのわっしーさんから お声掛けいただいたイベントです。
わっしーさんには、数々の多大なるご迷惑をおかけするハメになりました。
てか、今までも色々お世話をおかけしているのに……。
また改めてお詫びを入れにいかねば(笑💧)

こちらでは、豆さんとスルメの それぞれの家族や子どもに対する気持ちを歌った歌を一曲ずつやらせていただこうと思っています。


そして、マメスル最後の最後は こちら。

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微熱を本当に気に入って下さり、とても褒めて下さった 夜空と月のピアスのマスターさん。
その方のもとで、豆とスルメの集大成をお見せして、終わろうと思っています。

もし、お時間よろしければ、見届けに来て下さると、嬉しく思います。


微熱を含むCDにつきましては、豆さんのブログで詳しく紹介してくれてあります。
リブログなんて初めてなので、ちゃんと貼れてますかどうか…。
ぜひ、読んでみて下さい。

微熱をきちんと残すにあたって、お力を貸して下さったお二人、ピアノを弾いて下さった M'mermaid(マーマメイド)
ma_leeさん、
そして、レコーディングエンジニアとして来て下さって、最後まで丁寧に仕上げて下さった我、君に咲き誇るの山本悠介さん、
お二人 無くして この仕上がりは ありませんでした。
本当に本当に、ありがとうございました。


当初の予定とは 違った形で 世に出すことになった事をお許し下さい。



豆とスルメに関わって下さった 全ての方々へ、愛と感謝を込めて。





あ、豆さんへ業務連絡です(笑)
マメスルの曲は、ほぼ全てが豆曲なので、豆さんは自由に歌ってて良いと思いますよ( ̄▽ ̄)💦

私は、音楽の方向性もあろうかと思うので、基本的にマメスルの曲は やらない方向で考えてます。
私の曲を、ちゃんと作りたいので。

そんな感じです。