デサルフェーター 製作キット化への道2 | 一年中なにかの花粉にアレルギー

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デサルフェーター(自作パルサー、DIYパルサー)の
キット頒布開始しました
http://ameblo.jp/m0800828/entry-11947388074.html


8/23のエントリ
にて勢いだけでCADLUS X使ってプリント基板を発注したのが今日手元に来ました。

バッテリにつなぐためのパッドを用意したつもりがレジスト乗ってるから使えないという
かなりがっかりなミスがありました。
( ゜∀゜)おやおやこれはクレームで作り直しかなー?
なんて思ってデータ確認したらば
 ('A`)レジスト層に入れたつもりがメタルマスク層に入ってやがる・・・
ということで製作指示ミスですから悪いのは自分っと。

悔やんでも仕方ないので

レジスト層を削りました。カッターで。

そして部品実装

スルーホールφ0.8で実装自体は出来たのですが
D2、D3のファストリカバリダイオードがギリギリ
D4のツェナダイオードは押し込め!な感じになってます。
「ダイオードだからシンボル一緒だし」と流用したのは失敗でした。

ということで、改善点は
・電源接続するパッドのレジスト層指定ちゃんとする
・問題のダイオードはスルーホールφ1.0
への修正が必要な感じ。
とはいえ、次回製作は今回の30枚を使い切ってからなのでいつになるのやら・・ですが。
30枚で3万円でしたので、部品頒布のリストに1枚1000円で追加しました。
現状の仕様(パッド手作業で削ってある/ダイオード頑張って押し込む)でも構わない方に頒布します。

この基板により製作時間がユニバーサル基板での約1時間から30分弱へ改善したわけですが
パルス出なかったら意味無いよねーってことで早速波形を確認しました。
製作条件は新22kHz版という未公開仕様。(L1 12uH/C3 470pF/R3 3.3kΩ/R4 120kΩ)
FETは最近好成績を出した2SK4021。安い、小さい、パルス強いというFET。

たくさんパルス見れる状態だと分解能の問題で尖頭値が安定してでない
ってのはいつも通りで、でもバッテリ端で50V弱まで出ています。


パルス発生は約22kHz。
コンデンサと抵抗の誤差でここは毎回微妙に変わりますので「おおよそ」22kHz。


パルス拡大。
尖頭値が50V弱まですっとんでますが、ここまで必要無いなら
R3を2kΩにすると40V弱まで下がります。

そんなわけで、挑戦の閾値を下げる製作キットは
足の細いダイオードを手配するか30枚使い切って次ロットを作るかするまで
ちょっと中断な状況です。
それでもがんばって作る!という方には今の仕様で頒布します。

余談
市販品とかヤフオクに出ているものを眺めていると電線太いなぁ・・・とか
過去に実践し、情報を公開している方の多くが「パルス生成部を太く短く」
なんて書いてあったりしますが、1.25sqにミノムシクリップでも
そもそものパルスを強力に出してやればここまでバッテリに届きますよ。と。
(当然電線を2sqにするだけで更に改善しますが)