こんにちは♪どうも。kinkiです。
今回は、普通に入ってみましたwいや・・・ネタが切れたとかじゃなくて、単に思いつかなかっただけなんですよ。本当に。
ん?どーでもいいって?あぁ。はい。了解です。
さて、実のところ、このワークショップは、年末に更新した記事を見てもらえれば分かると思うのですが、1/12に既に行われているんですね。だけど、単に更新するのがめんどくさくて、おいらが今まで更新をしていなかったと言うわけです。数日前にちょうど、「リベンジ☆the☆灯明」の記事を更新した事もあって、じゃあ、ついでにワークショップの方も記事をアップしようと思い立って、今更ながら、記事をアップする事にしました。
このイベントは、以前、風雅さんとの話し合いの折に、「たいせつ人フォトリレー」について、自分達のこれまでやってきたことや、この企画にかける思いをこの企画に関わる学生の皆さんに一度説明する場があれば・・・という風雅さん側の発言がきっかけとなって、開催される事になりました。内容に触れる前に今一度、「フォトリレー」について簡単に説明したいと思います。
フォトリレーは、市販のインスタントカメラをバトン代わりにして人づてに回して行き、カメラを受け取った人は、その人にとって「大切な人を写真に撮影する。そして、フィルムが全部なくなったら、カメラを回収し、現像・展示をするというもの。そして、写真の展示期間中は、自分が撮影した写真を引換券と交換して、もって帰ってもらうことができます。だから、一言で言えば、この企画のプロセス自体が、参加型といった感じだと思います。ルールとして、一人が取れる写真の枚数は三枚まで、写真の中に自分にとっての「たいせつ人」は何人写っていてもかまわない。そして、撮影の際には、なるべく相手に向かって「あなたは私にとって大切な人です」と言う言葉をかけると、良いかもしれない♪・・・のでそれを推奨する・・とこんな感じでしょうか。
このワークショップの初めに、風雅さんが実例を実際にやってみせてくれたのですが・・・恥ずかしかったです(●´ω`●)ゞ
俺は、この実演の撮影される側(つまり、風雅さんにとって大切な人)を担当したのですが、撮影する前に突然、「あなたは私にとって大切な人です」と言われてしまい、何のことやわからず変に照れてしまいました。だって、人が多い中で突然言われれば・・・誰だって不意をつかれてしまい、どうすればいいか戸惑って照れちゃうじゃないですか。
なぜ、こんな事を撮影前にすることが推奨されたかと言えば、この企画の第一回目をやった頃?、風雅さんが試しにある大切な人を撮るときにたまたまこの言葉をいったのだそうで、そうしたら、相手の人の表情が和らいで、とてもにこやかな写真が撮れたそうです。
突然言われるからこそ、戸惑う部分もあるけれど、気持ちが素直になれて、ありのままの素の自分をだせるんだろうなと個人的には思います。
その後は、説明を聞きながら、去年・一昨年に実際に取り上げられたニュースや作業工程のスライドを見ながら雰囲気を体感。
しかし、当初使用予定だった、スライド投射機が何故か動かず結局、風雅さんのパソコンを一台壇上において、それをみんなで見ることになっちゃいました。それにしても、あの時は、風雅さんも想定外の範囲の出来事だったようで、相当焦っていました。
そして、その作業工程や雰囲気が、な→んとなく理解できたところで、風雅さんがフォトリレーに対する思いを、この企画の特徴と絡ませながら語ってくださいました。ちなみに、書記はクマ子さんでしたwこの企画の特徴を簡単に要点だけ挙げると・・・・、
①分かりやすく深いテーマ
②参加型
③ツールの存在
④予定調和がない事
⑤プロセス重視
⑥価値の再構成・再認識
⑦他者の不干渉・不関与
⑧間接的な出会い
以上の八つ。
まず、この企画でもあるテーマ「自分にとって大切な人」・・・っていうのは、大方の人がすぐに答えを出せない問い。この問いと向き合う事で、初めて自身の考えと向き合い、自分にとっての大切な人を再認識したり、自分にとっての「大切」といえる人の基準を考え直す事で自分の価値観の再構成をしたりするのにも繋がる。そして、それは、カメラを偶然受け取った人が、「アーティスト」となって、何か自分にとって大切なものを写す事になるため、他者や個人の関係や意志があまり関与することなく、その人だけの写真になることもある。
しかし、撮ってカメラを次の人に回したとしても、それが必ずしも回収されて展示されるというわけではない。どこかでカメラが止まってしまったり、不審に思った人が郵送するのを止めている・・・の可能性はいくらでもある。そして、インスタントカメラで撮影するため、現像して展示されるまで、どのように写真が取れているのかさえわからない。そこも特徴の一つなんだろうなぁ・・・こんな感じで風雅さんが熱く語ってくださいました。
2時間近くに及ぶワークショップだったけど、参加した人全員、話に結構、聞き入ってた感じでした。
それに、雰囲気も和気藹々とした感じだったし、これで、少しでもフォトリレーについて理解してくれたらなぁ・・・なんて最後の方は一人考えてました。個人的にも、ここまで深くお話を聞く機会は初めてだったので、いろいろと考えさせられる貴重な機械になりました。また、こんな場を設けられたらいいなぁと思います♪