私はこれまで
自分以外の誰かや何かが
私の望みを叶えてくれるものだと
思っていました。
自分を生きていくことが
できるようになってからは
自分こそが
自分の望みを叶えられるのだと
ハッキリ自覚しました。
誰かや何かに頼ることで
願いを叶えようとすることは
自分で歩いて行けるのにもかかわらず
誰かに自分を背負って
歩いてもらおうとするのと同じぐらい
不毛なことだと気づいたのです。
自分の人生を
自分で歩むことができないと信じ
相手の好意にすがり
相手の機嫌を取り
相手から嫌われることを怖れ
自分を殺して生きていく。
それこそが
これまでに私が歩んできた
怖れと絶望の生き方だったのです。
自分を殺してしまった私にとって
自分をよみがえらせることこそ
必要なことだったのです。
つづく