ひたすら描いております。 | 中山昌亮のカタコト語り

ひたすら描いております。



自分を攻撃した己自身の免疫抗体に対して、最初は

『飼い主の手を咬みやがって!!イヤ!!咬むだけじゃ飽き足らずに半ば喰いやがって!!』

くらいの復讐心も相まって入院2日目に描き上げた執念めいたネームも、いざペンを入れてると何処か淡々とした気分になってくるから不思議です。

入院以来身体には刺したり入れたり抜いたり切ったり縫ったりな日々なので、スッカリ血に馴れてしまって、こんな絵も只々淡々と描いております。

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今は不思議と病気に対して妙な感謝の気持ちが湧いていて、

『50歳代を目の前に控えた今でも未だ俺は何も知らなく、びっくりするような発見と成長の機会を与えられる事もあるのだな~』

…と、つくづく思うんです。

それはそれとして、仕事だよね。

原稿の進行速度は上げられないし、入院生活に於いての最優先事項は病院のスケジュールであって、漫画の〆切などは丸っきり問題外の事になってしまうので、
とにかくとにかく淡々と進めて参りますφ(..)