約束の日。

母はやって来た。


車でなら5分くらいのところに住んでいる

わたしの母だったが

普段は あんまり行き来はない。


単純に 孫を見せに、とか

くつろぎに、とか そういった理由で

実家に帰ったことなんて たぶん1度もない。

(母が嫌いなわけではありません)


わたしは

今日のことを ダンナさんに 話していた。


ダンナさんは 本当に優しい人で

「俺が ○○(娘のこと)を辞めさせたことに

していいよ」と

言ってくれていた。


わたしがまだ 活動停止をする勇気がないことを

知っていて そう言ってくれていた。


だんだん活動から離れていくという方法を

とりたいのはやまやまだが

それでは結局 親に 

「あんた最近なにやってるの?」と言われ続けるし、

なにしろわたしは役職が多いから 

会合に出ないようにしても

次々と 電話やメールで 仕事を言いつけられる。


だから

やっぱり 「やりません。」と 言わなくてはならないのだ。


それを考えるたびに

やはり 親の泣く姿が思い浮かび

縁を切られるに違いない、

近所の学会員さんにはやっぱりシカトとかされるのかな

とか考えたり

わたしの所属する支部の婦人部長の娘さんが

わたしの娘と同級生だったから

娘になにか影響を与えないかとか

そう思うと 言えない・・・

とにかくそれの繰り返しだった。


母は

さぞわたしが ダンナさんに怒られただろうと思っていて

「大丈夫だったの?」と聞いてきた。


わたしは まだ

「違うの。 わたしの決断なの」とは 言えなかった。


ダンナさんにはすごく心苦しかったが

結局 そのままダンナさんを悪者にしてしまった。


母は

こんなときだからこそ わたしに

信心から離れないようにと 祈るようにといい

そして帰っていった。

信心の話を聞くと なぜこんなに疲れるんだろう。


親に会いたくないと思ってしまうなんて

なんて不健康なんだろう。


わたしは この おかしなバランスに

耐えられなくなり始めていた。


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順を追って いずれ書こうと思ったんですが

誤解が生じるといけないので 追記です。


わたしが活動停止宣言をしても

近所の学会員さんはわたしをシカトしませんでしたし

同級生の娘さんも以前と変わらず仲良くしてくれています。