スーツを着たアーノルドシュワルツェネッガーの様な人が、走って電車に飛び乗りました。

 
映画の撮影かな⁉︎と思うくらいの格好良さに、思わず、今降りたばかりの電車に私も再び乗ってしまいそうになりました‼︎
 
まなみです。
※駆け込み乗車は危ないのでやめましょう。
 
さてさて。
頂いたお花たちが、とってもいい香りを放ってくれております。
公演の度に訪れる至福のとき。
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髪の毛は、公演時にはヘアスプレーやワックスでガッチガチだったので
昨日ゆっくりお風呂に入って、ホームケアトリートメントをしました!!
おかげで、つるつるキラキラ
やっぱりナチュラルが好きピンクハート
 
さ。
千秋楽(昼公演)の時の写真です。
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お気づきの方もいらっしゃるでしょうが。
千秋楽(昼・夜共)に布施博さんも出演!!!
 
稽古なしの、ぶっつけ本番だった為、キャストもドキドキハートハッ
いつ・どこで出てきて、何をするんだろうと。
もちろん(?)ハプニング付
 
布施さん…大事なシーンの大事なケーキを袖中で落としてしまい‼︎
本当に本当に誰も予想してなかった‼︎笑
けれども、キャストみんなで乗り越えました照れ
それもまた、ナマモノならではの面白さ!

布施さんは、私が演じた【小峰】というウェディングプランナーの上司役。
劇中では私の台詞中でしか出て来ない【小宮】という役でした。

その為、なんだかんだアドリブで台詞を入れてくる、入れてくる。笑
でも1ヶ月も小峰として居たので、緊張感はあったけど、思いの外テンパらなかったかな。
小宮との関係性を考えておいて良かったー!と思った瞬間でしたニコニコ

そう言えば。
打ち上げが始まる前に、諸先輩や布施さんに
「水瀬、サンオフィス来る前どこで芝居やってた?」と聞かれ、以前所属していた事務所名と代表の名前を告げたところ…
「なんだよ‼︎友ちゃんところか!だからか!親父(倉本聰さん)のとこの一期生だぞ!しごかれただろ〜」と。

思わぬ繋がりに驚き、その流れで、以前の事務所の代表にメールを。
すると「下手くそって言われなくて良かった お互いがんばろう!」と。

いやぁ。
本当に、、それね。笑

私が以前の事務所に入ったのは19歳の時。
そこから7年間ビッチリ「芝居」を教わりました。
前も書いたけれど。
何も出来ず、舞台上で動けず、付いたあだ名は『ペンギン』
数年間そう呼ばれ続け、自分でも分かるくらいダメダメ過ぎて、芝居の面白さを見失い、辞めたくて、、、でもある時、舞台の千穐楽で
「やっと人間になれたな。芝居の本当の楽しさがわかっただろ」と言われた時は、泣いたなぁ。

そこから巣立ってからも、そこで教わった事は忘れぬよう、恥じぬようにしてる自分がいる。

台本の読み方を教えてくれたのは友澤さん。

T1にいる先輩方は役作りが徹底していて、妥協が一切ないの。
ある先輩は、この役の人物は、「これこれこーゆー背景で育ったからゆで卵が主食だと思う」と、本当にゆで卵主食で、なんだったらそれしか食べていない日もあったり。。
一見行きすぎているような事でも全部意味があって、自分が納得するまで役に向き合って、相手との関係性を創り上げる。
人物像を徹底して創り上げて、その人物になる為に、食べ物や飲み物、着る服、何から何まで拘っていて、、、。
そういう先輩方に囲まれていたので、それが普通なんだと思っていた時期もあるくらい。笑

だから、役との向き合い方を教えてくれたのは、先輩方。

本当にかけがえのない時を過ごしたなぁとおねがい

そうやって考えると、それが身についているからなのか、ちょっとやそっとの事じゃテンパらない自分が出来上がったのはココが始まり‼︎

舞台上でどんなトラブルがあっても役から離れる事のないように、稽古の段階から役名で呼ぶようになったのもココ。

自分では気づかぬ内に、ちゃんとちゃんと、7年間、大切な時間を過ごせていたみたい。

小峰の台詞にあったように
「それを思い出させて頂くいい機会でした」
そんな気持ちになったのでしたハート

らーぶっ。

manami