普段あまり夢を見ません。

正確にいうと、
見ているのだろうけど、
起きた時には全くその記憶がありません。

が、しかし、、、
久々に寝起きにしっかりと
夢の内容を覚えていました。

数年ぶりと言っても過言ではないです。


さて、私が見た夢の内容ですが、
なんとなく「柔らかいもの」の夢でした。

そして起きた瞬間に、
その「柔らかいもの」から思い浮かんだのが、
「細胞生物学」でした。

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理屈や理由はまったくなく、
そう思い浮かびました。


私はずーーっと、
「細胞生物学」の世界に居ました。
研究者として。

私は幼少期に見た雑誌「ニュートン」でみた、
細胞内器官が描かれた絵を見て、
ワクワクしました。

一方でその雑誌には、
数式が多い物理学的な内容の特集もありました。

A=Bみたいなかっちりしたのが、
苦手だったのだと思います。
(今でもその傾向がかなりありますが。。。)

一方で細胞生物学の話は、
そこまでかっちりしておらず、
もう少し大らかな印象。

そして複雑なシステムである細胞は、
きっちりしたメカニズムで支えられている反面、
例外事項を多く内包しています。

そうしたある意味人間臭さがある
「細胞生物学」に惹かれたのかと思います。

そんな経緯を後で思い出し、
柔らかいものの夢からの連想は
あながち間違っていないな〜と思った次第です。


ちなみに、
最近から宇宙物理学の勉強を始めました。

教科書を読んだりしているわけではなく、
以前に撮り貯めた教育テレビの
番組を観始めました。

実は、物理学への憧れがあります。
世界の全てを数式で表そうとしたり、
宇宙の成り立ちを観測したり、
なんだか壮大でワクワクするんです。

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数式は嫌いだけど。。。。

NHKスペシャルとかでやる、
数学系、物理系は必ず録画して、
時間がある時に観ては、
ムフムフするわけです。

もしかすると、
細胞よりもこっちが好きかも。

細胞も全て素粒子で出来ていて、
それらは厳密な
物理法則下にありつつも、
その存在は確率論的!

かっちりしつつも曖昧!!

それが故に細胞には例外が多くあり、
それだからこそ生命の多様性がある。

ぐるぐると大なり小なりが繋がっていて、
お互いに影響を及ぼし合い、
この世界を作っている。

小さな世界から大きな世界へ。

その過程における無限とも言える
相互作用の数々が、
結果に多大な多様性を生み出し、
それを私たちは毎日毎時間毎分毎秒
楽しんでいる。

なんだかとりとめもなくなってきましたが、
学ぶことって本当に楽しい。

正しいことが大切なのではなく、
自分の感情が揺り動かされること。

そこに人の好奇心の源があり、
学ぶ意欲が湧く。

今日もいい日になりそうです!