キックエレガンス……ルシフ様のキックボクシング体験記 第百六十一回目 | M-FACTORYメンバーズブログ

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M-FACTORYキックボクシングジムで実際に練習をされている会員様によるブログです☆            ※このブログはM-FACTORYが管理しています。ブログを書いてもいいという会員様や、ご意見ご質問等は   【info@m-factorygym.com】まで!

 どうも~、お久しぶりのルシフ様です。久しぶりと言いながら、単にブログを書いていないだけで、練習は真面目にやっておりますよ。
 近頃はフィットネスクラブで密かに筋トレも行い、パワーアップを図っております。軽めのウエイトトレーニングですが、やったらやっただけ筋肉はつくものですな。明日は初めて一ヶ月ということで、全身測定をやるので楽しみです。

 久しぶりついでに告知とご説明ですが、当M-FACTORYメンバーズブログは、代表のご厚意とスタッフの皆様のご協力により、我々一般会員に開かれた場となっております。あれこれ記事を書いているのは私ルシフ様こと村田と、グレコさんこと笹尾さんだけですが、コメント欄等、ご自由に書き込みや意見交換していただいて構いませんし、また、

「自分でも日記書きたい! 練習記録つけたい!」

という方も随時募集しておりますので、お気軽に受付までお申し出いただけたらと思います。

 さて、久々に初心に帰って、今日は練習記録を徒然なるままにつづりたいと思います。初めて早、5年が経過しましたが、その割には相変わらずへぼい……。こういう時こそ、基本ですよ。

 ウォーミングアップは、まずタイヤです。
 縄跳びも良いですが、これもオススメですね。足幅をタイヤの幅に合わせることで、スタンスをキックのスタイルに合わせ、バランスを養う効果があります。足を前後させ、スイッチのように動かすといいですね。弾力があるので、足首も鍛えられます。
 タイヤでスタンスを取り、縄跳びで呼吸のリズム感をつかむのがオススメです。タイヤで覚えた足幅と、縄跳びのリズムで基本のカヤップをしてみると……あら不思議、スムーズにジャブを打てる動きが出来てしまいます。
 練習前にどちらか、あるいは両方、10分~20分ほどやったら良いですね。で、ここで軽く汗をかいておきます。

 最近寒いので、汗も出にくいです。ストレッチも必要ですが、できたらウォーミングアップ後にしてもいいくらいですね。軽く暖まっていた方が、身体も良く伸びますので。
 ま~、私はすごく固いんですけどね……。
 特に、腰回りと股関節は念入りにやっておきましょう。いきなり蹴ると怪我する場合がありますんで、ご注意。

 続いて、シャドーです。まずは軽くパンチだけで……。動いてジャブ、入ってジャブ、ジャブジャブジャブ、まずは動きながらジャブを出しましょう。最初の内は止まっててもいいですが、基本は動いて相手の攻撃をかわしながら打ち込む事です。モーションを少なく、最短距離で、力を抜いて軽く出しましょう。
 続いてワンツー。右ストレートは逆に思いっきり打ち込む感じで。ただし、これも肩の力は抜きます。踏み込んで気持ち内側に力を入れて踏ん張り、腰、肩、後ろ足の順に回転させ、インパクトの瞬間に拳を握って肩と肘を固めます。ナックルの固い部分が相手の顎を捉え、一撃で打ち抜くイメージで……。
 ただし、一撃必殺ですけど、これも何発も続けて出します。打たなければ当たりませんので……。

 慣れてきたら、ここでパンチを増やしましょう。左フック、左アッパー、左ボディ……。攻撃の起点は左です。左で探り、散らし、空いたところに右を打ち込み、さらに空いたところに左を入れ、また空いたところに右を打ちます。左右と上下に散らし、時々、左左、右右と順番を入れ替えてもいいですね。

 それから蹴りです。基本は右ミドル。カヤップから左に踏み込み、脇の筋肉を伸ばしてから逆に引きつけつつ、軸足を回して腰を入れ込みます。脚は力を入れず、特に膝から下は力を抜いて走らせ、腰についてくる感じで。
 続いて左ミドル。スイッチして脚を入れ替えます。入れ替えた時に位置と距離を合わせて、相手を止めるイメージで。
 え~、これはだいたい僕のスタイルなのですが、他にも色々な蹴り方があります。左方向に踏み込むとは限らず、逆方向に入って腰の回転に反動をつけて威力を上げる蹴り方もありますし、真下から蹴り上げて当たる直前に軌道を変化させるようなスタイルもあります。どれもそれぞれメリットとデメリット、向きと不向きがありますので、色々試して見て、自分にあった蹴り方を見つけるのがいいと思います。

 で、最近ちょっと余所で仕入れてきた練習法をご紹介。
 ミットなどの際、ガードが下がっている癖を指摘されること……よくありますね。打とう、当てよう、つい攻撃に意識が行ってしまい、ディフェンスがおろそかになってしまいます。しかし、言われてガードを意識しても、いつの間にか下がっている……。ガードを上げる癖をつけるには、どうすればいいのか?

 目をつぶってシャドーをしてみてください。イメージとフォームは同じで、打って、打った拳を頬かこめかみに付く位置に戻します。視覚をシャットアウトすることで、顔に触れた拳を意識する事が出来ます。打つ、顔に触る、打つ、顔に触る、を繰り返し、ちょっとずつフックやアッパーも混ぜてみましょう。数を繰り返して身体に覚え込ませれば、目を開けて打っても自然とガードが戻るようになります。

 ただし、目をつぶってパンチ振り回してる危ないので、ジムに人がいない時か、あるいは余所で一人の時、別に殴っちゃっても構わない人しかいない時にやるといいですね~。

 さて、長くなってきましたので、ミットやマススパーについてはまた明日以降。ではでは~。