息子の初めての予防接種がありました。
私が抱っこしながら
先生が注射を打つのですが、
打った瞬間、痛いのかみるみる顔が赤くなり、
すごい勢いで泣きました。
予防接種って、
誰でも通る道で、
当然の痛みってちょっと冷めた感じで思ってたのですが、
注射を打たれて痛くて大泣きする我が子を見て、
絶対思わないって思ってたのに
『よしよし、かわいそうにな。』
と思いました。
口には出してません。
よく頑張った！偉い偉い！って口では言ったけど。
かわいそうって言葉がやっぱりあんまり好きじゃなくて…。
正直、注射ごときでなにを。と言う気持ちなんですが、
(世の中には、赤ちゃんの時から辛い治療をしてる子がいるんだ！って思ってしまう…)
痛くてワンワン泣いてるのをみると、
つい、
思ってしまいました…。
いつもは大人しくて、お腹が空いた時などしか泣かない息子でしたが、
この日は違いました。
家に帰ってからも思い出したように泣き、
お風呂をあげに手伝いに来てくれるおばあちゃん(主人のお母さん)にも、
いつも顔をみたら
アプー、クー、など愛想良くお話するのに、
その日は大泣き、
入る前も上がった後も泣いて泣いて
夜中までずっと泣き続けました。
よっぽど痛かったのかな？
怖かったのかな？
大丈夫大丈夫、お母さん近くにいるから、今日はいっぱい泣いて、
甘えていいからね。
と、抱っこしたりあやしたり抱きしめたり。
ようやく泣きつかれ、
寝てくれて、
安心したのですが、
注射が痛くて夜中まで大泣きする息子をだいているときに、
注射でこんな泣くようなら、
心臓の手術の時の私はどうだったんだろう？
と、思いました。
きっと術後は集中治療室にいるはず。
泣いても泣いても、
来てくれるのはお母さんじゃなくて看護婦さん。
なんか自分が赤ちゃんで、
術後の記憶なんて一切ないけど、
赤ちゃんのころの自分を思うとせつなくなりました。
赤ちゃんのときに心臓の手術。
ほんと、すごいなぁ…。
母は気が気じゃなかったと思います。
術後のわたし、
いっぱい抱っこしたかっただろうなぁ。
なんて思うと、泣きそうでした。えへ