映画鑑賞に行ってきました。
今回も溜まっていたポイントでタダ見してきました。
今回の観賞プランは、
13:10~15:25 ツレがうつになりまして。
15:55~17:50 DOG×POLICE
の2本です。
では、軽く感想をば。
◎ツレがうつになりまして。
鬱病を題材にした作品なので、前々から興味がありました。
要約すると、真面目で几帳面な旦那が鬱病にかかり、奥さんと一緒に病気を克服していく話でした。
このストレス社会で、鬱病は『心の風邪』と言われるほど誰でも掛かる可能性がある病気なのに、何故こんなに理解がないのか。
私もそれについてはよく考えましたし、何の気なしの一言が自殺の引き金になってしまう恐ろしさをこの作品を通じてもっと知って欲しいと思いました。
作中で会社の部長と旦那さんのお兄さんが出てくるのですが、これが『鬱病に理解がなく、何の気なしに自殺の引き金を引く』典型的なタイプでして、鬱病経験者だったら十中八九思わず殺意を抱くタイプの人だったので、ホントに上手いなぁと思いました。
鬱病というのは、頑張って頑張って頑張りすぎて心のバランスを崩してしまった人が掛かることがほとんどなので、『頑張れ』とか『何で出来ないんだ』という言葉は禁句中の禁句なんですが、そういうことを知らない人がまだまだ多いのが現状です。頑張って頑張って頑張り過ぎたから、もう頑張れなくなって出来なくなっちゃったワケで、それで一番苦しんでいるのは本人なワケですよ。それを周りが更に『頑張れ』とか言ったら追い詰めるだけなんですよね。
ちなみに、『大丈夫?』も禁句というか、言っても無意味な代表的な言葉です。だって、大丈夫じゃないから病気になってるワケですよ。『大丈夫じゃねぇよ』と心で思いながら、そんなこと言えないから100%の作り笑顔で『うん、大丈夫』と答えるのが鬱病患者です。どれだけ無意味か分かっていただけるでしょうか?
それから、作中でお見舞いに来た人たちが『思ったより元気そうで安心した』というセリフを必ず言うんですが、人が来たら気を張るから『元気そうに見える』だけです。一緒に住んで、その人の様子を逐一見ていたらそんなセリフは絶対に吐けません。眠れない・食べれないという、三大欲求中の二つの欲求に障害が出ることがどれほどの苦しみか、それは経験した人にしか分からないことなのかもしれませんが、理解する努力をして欲しいと思います。
『鬱病は精神が弱い者が掛かる病気』ではありません。心がバランスを崩すことなんて誰にでもあるはずなのに、こうした思い込みによって『恥ずかしい』とか言われるから余計に縮こまってしまうんだと思います。
私は鬱病に掛かったことを恥ずかしいとは思っていません。むしろ、人の心の痛みが分かるようになって感謝しています。ただ、鬱病に掛かって以降、心の痛みが分からない人に対してつい攻撃的になってしまうという副作用もあるんですが、まぁ、それはヨシってことで。(苦笑)
もし周りに鬱病に掛かってしまった人が居たら、こう言って欲しいです。
『そうか。頑張っちゃったんだね。もう無理しなくていいから、ツラかったら休みなよ』と。
鬱病の克服に必要なのは、ストレスからの解放と休養。
こうした作品を通して、もっともっと鬱病に対する理解が深まってくれればと切に願います。
◎DOG×POLICE
何ていうか、シロ可愛い過ぎvvvvv
ホント、犬はいいですねぇ。健気で。まふまふしててv
私はどちらかというと猫派ですが、動物は基本的に好きなので超癒されます。
主人公が凄い熱血漢な上に考えナシの猪突猛進過ぎる行動には若干ひきましたが、優しい心の持ち主で好感が持てました。
こういうのを観ると犬が欲しくなるんですよねぇ。十中八九面倒見切れないから、絶対に飼えないけど。(苦笑)
もう一回観てもいいかも。
はぁ、シロ…vvv:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
明日はファーストデイなので、アンフェアと三銃士を観ようと思いマス♪