PARIS★Big Towne 2061 | key's music navi

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明日も今日の夢のつづきを

ゴールデン?
そう名付けるんなら これは無いでしょ
融通きかんねぇー

期待以上に応えてくれる
遡っても これならほんとに金色 

 
パリス・セカンド~ビッグ・タウン2061(紙ジャケット仕様)/パリス


1. Blue Robin
2. Big Towne 2061
3. Pale Horse Pale Rider
4. New Orleans
5. Outlaw Game
6. Money Love
7. Heart Of Stone
8. Slave Trader
9. 1 In 10
10. Janie

ボブウェルチ参加のスリーピースバンドパリスの1976年リリースの2nd「ビッグタウン2061」です。ボブウェルチがフリートウッドマック脱退後の翌年、友人のグレン・コーニック(元ジェスロタル)と結成しました。1stレコーディング後、ドラマーが交代(新加入のハントセールスは後にボウイのティンマシーンに参加)し、このアルバムを制作。ボブウェルチ自身も納得の出来じゃなかった?ほどで、ほとんど話題に上がらず、結局2枚のリリースだけで解散してしまいます。一昨年、ボブウェルチが自ら命を絶ったことから追悼盤としてソロに加えて、この2作も再発され陽の目をみた形となりました。どちらかというとツェッペリンっぽいハードロック路線の1stのほうが褒め言葉が多いようですが、僕の個人的好みでこちらを紹介させてもらいました。というのも、1stに比べて、ポップセンスも加わり黒っぽくもなって、その後のソロ作品に通ずるものを感じるのです。というよりソロから連想されるものは2ndのほうが違和感ないですね。(実はソロ第1弾は元々パリスとしての3rd構想の延長線上にあったようです)いきなり、象徴するかのように、硬質ギターから始まる①は、ラフなヴォーカルと厚みと繊細さを見事生み出すコーラスワークが一体となり、そこへ印象的なシンプルなギターリフものっかって無敵のかっこよさを凝縮の2分半です。ハードロックに黒を流し込んだ④は、その後の名曲エボニーアイズを彷彿させるもので、ボブウェルチサウンドの原石といったところでしょうか^^。レイジーなファンキーナンバー⑥、キャッチーな疾走ロックンロール⑦、ハードブルーズロック⑧・・・など虜の源の連続です。間違いなく、買い!!でしょ^^