「いい写真を撮れるようになるためにはどうすればいいか」
この間、写真を特にやっているというわけでもない友人とそんな話をしました。

写真を撮って、カメラの液晶を見て「なんか思ってたのと違う...」となったことはありますか?
これは、あなたが眼でみているものと、カメラで写したものの微妙なズレから生まれる違和感です。
このとき、あなたが眼でみて心で感じたそのままのイメージをカメラに写すことこそが、
いい写真への最初のステップです。

それでは、なぜそんなズレが生まれるのかというと、
自分の視点から見えるものとカメラの視点から見えるものが違う
といういたって単純な事なんですが、
写真を撮るときに腕をのばして液晶を見ながら撮るのが普通になってしまった今では、
結構そんなことになっている人が多いんです。

考えて考えて何枚も撮った結果、何も考えずに撮った最初の1枚がベストショットだった
ということの原因も、心で感じたイメージからどんどん離れていってしまったために起こる事です。

じゃあ、どうすればいいのかというと
自分が何に心引かれてカメラを向けるのかということを、自分で理解すること

これが最初のステップ以前の、ほんとうに大事な原点です。
自分で理解したイメージをきちんと写真に写しとるために、いろいろ工夫したりすることで
技術はあとから付いてきます。


「自分はこれからここで生きていくのだ。」
あれから、景色をゆっくりみる事が多くなりました。

去年の3月以来の更新になってしまいました。
この動画は自分にとっての去年の総集編のつもりで作ったんですが、
今みると自分にしか読めないような、きたない字で綴ったメモ帳を晒しているようで恐縮です。
できたら大画面でみてくれると嬉しいです。
明日、宇都宮を発ちます。
大学入学から6年間、いろんな人と出会って
挫折したり思い悩んだり紆余曲折ありました。
仕事を見つけるも、6月まで営業できないということで
結局、それまで茨城の実家に帰ることになりました。

きっと僕のふるさとは以前とは変わっているんでしょう。
時間がたてば見た目が変わるのはもちろんですが、
いろんなことが起こったせいだからか、目にうつるものが
たとえ見た目が変わっていなくても、以前と違って見える気がします。

これからどうなっていくかは、まだ分かりません。
でも、「だいじなこと」と「やるべきこと」は何があっても最初から変わりませんよね。
いろんなところで頑張っている人がいる。
そんな一人に僕もなりたいなと思ったんです。

宇都宮とはしばらくお別れですが、またいつか来てみたいですね。
住みなれた土地に愛着のない人なんて、いないんじゃないかな。


先日乗った東北新幹線の車窓から見た景色。宇都宮は僕の第二のふるさとです。