凪の海に適度に流る潮。
何度もボトムを取り直しては
丁寧に誘いを掛ける…
底潮が温まりだし、
曽根を意識したヒラマサには
時としてロングジグが有効になる。
キレのあるワンピッチを主体に
魚の口元に入った頃に
不規則なジャークで誘う。
ボトムを意識してロングジグを使う際、
着底したジグの立ち上げが
もっとも重要になる。
まさに静から動にかわる
この瞬間の演出こそがキモ！
キレのあるジャークで誘う為、
ロッドはバッドパワーの強い
レギュラーアクションが使い易い。
「動かしたい分だけ動かす」
そんなイメージで操作する。
一回のジャーキングで出る
ラインスラッグを
およそ120cm位に抑え、
それをハンドル1回転110cm位巻ける
スピニングリールで巻く。
この時に発生する10cm〜の誤差、
このラインのフケこそが
食わせの間として演出に変わる。
ロッドスピードはシャープに
しかしテンポはゆっくりと…
こんな誘い方が基本になる。
では、
ボトムを意識した夏マサは
どんなタックルを使えば良いのか？
定番タックルを2セット
セッティングしてみた。
メロン屋工房 63MLS
ソルティガ 4500H
この釣りの為に作られた様なロッド。
安定感抜群のソルティガとのセット。
誰が使っても釣れるセッティングです。
ヤマガブランクス ギャラハド616
ソルティガ 4500
強度抜群なバッドにソフトなティップ。
様々なジグを使える万能なロッド。
オオマサ狙いの定番です。
中層を釣るわけではない為、
実際のところラインのカラー分けは不要。
そんな理由で単色のPEラインを使う
フルドラグユーザーさん増えてます。
このラインは兎に角強いです。
ご参考まで…