今更春休み?
ええ、今更です。
「こうしている間にも新学期はとっくに始まっちまったぜ!」
いやいや、世間のママさんは終わってからがお休みですから。
さて、高校男子ともなると春休みはぐーたら三昧で過ごすと決まっているみたいで、朝は起きない、部屋は片付けない、風呂は3分で済ませる、三度の飯よりネトゲ優先、起きている間は彼女とデート(但し、モニターからは出てこない)とまぁ、人生なめてかかっているような一日を過ごすわけです。
せっかくお休みなんだし、桜でも見ながらお茶でも飲みに行きたいわ。子供とおでかけなんて、あと何年できるかわかりません
しかし、高校男子としては親とお出かけなんて、ココは安易にオッケーするわけにはいかないところです。
そんなむすこに天罰が。
休み始まってすぐの頃、寝起きで小刀さわっていて、手をざっくりやりました。
・・・馬鹿です。・・・・とことん馬鹿です。
血まみれの手で病院に駆け込み、周囲のご老人にどん引きされながら受付を通り、即診察へ。
「どうして、こんなに切っちゃったの?」
「肥後の守(ひごのかみ)を使っていて手が滑りました・・・」
「ひごのかみ?」
明らかに私より年配だと思っていた先生に肥後の守(小刀の俗名)が通じなかったことがさらに追い打ちをかけます。
もしかして、私、年齢さば読んでる?
結局6針縫うけがで、しかも右手なので久々に食事から風呂まで世話をすることになりました。
息子の体を洗うなんて何年ぶりでしょ。
さすがに3日目あたりから気持ち悪くなったらしく体を洗わせてくれました。
・・・・・おまえは拾ってきた犬かっ!
今回のことはいろいろと身にしみたらしく、
『もう二度としましぇん・・・』
と反省の弁をいただきました。反省が賞味期限切れになる前にお花見に
まぁ、治るけがならいいか。時間が解決してくれるわけだし。
悪いことして後ろに手が回るようなことがなければ・・・
「ママはすでに後ろに手を回すことすらできないよね。
年のせいで・・・・・」
ええ、当然イヌなみにその場で成敗いたしました。