化粧品にカルシウムってあんまり一般的ではないと思うのですが、カルシウムは肌荒れ対策のひとつ、肥厚細胞膜を形成するTGaseをしっかり働くようにするいわば原動力のようなものだそうで、カルシウム補給が肌荒れ対策に直結していると言っても過言ではないそう
食べ物でカルシウムを補おうとしても消化管で吸収されてしまい、肌に届く量は少ないため、肌から補給してあげるのが効率的だとか
そしてこのクレンジングクリームの大きな特徴は、5分～20分にもわたるマッサージ
まず細胞同士のつながりをゆるめて、毛穴をオープンし、皮膚温で柔らかくなったクリームが、膚の奥までジワジワ届くから、メークの汚れや気になる毛穴のつまり、蓄積した古い角質などを、ばっちり溶かし出してくれるのです
TVでもみながらクルクルしているだけで、毛穴の汚れなどを取り除いてくれるなんて素敵です
中身はビッチリ入っております。 八ヶ岳南麓伏流水を汲み上げた天然水で作られているそうで、パラベンフリー、添加物も最低限に抑えているそうです。固めのクリームで、重みがありこっくりしています。香りが独特で、オロナインのような、おばあちゃんの化粧台にあった古いクリームのような、かなり懐かしい香り・・・私この香り苦手でした
家族は全然問題ないと言っていたので人によるのでしょうけど、私には強すぎて、人工的な香りがちょっと鼻についてしまいました。
さくらんぼ大を肌に取り、中指と薬指のハラを使ってゆっくり優しく、円を書くようにマッサージします
皮膚があまり動かないように、優しくマッサージ。普通のクレンジングなら５分。ディープクレンジングなら１０～２０分マッサージを続けるそう。２０分ってすごいですよね
さすがに頑張っても１０分しか出来ませんでしたが、ティッシュで軽くふきとって・・・といってもこすらず、ティッシュをのせて抑えるだけ。で、洗い流します
その後普通に洗顔、化粧水。。。とステップを踏みます。使ってみた感想としては、まずクリームにコクがあるのでマッサージするとき重いかな？と思ったのですが、案外指がするする動き、クリームが半透明に馴染んでマッサージしやすかったです。クレンジングクリームというか、マッサージクリームとしても上質だと感じました
小鼻のキワや頬など全体的にくるくる～っとマッサージするのは楽しいのですが、問題だったのは香り。これだけ長い時間マッサージするクリームであれば、香りがリラックスできる香りでないと、続けられないのです。このオロナイン臭はかなりキツく、３分５分と経つごとに甘さ、しつこさが際立って、リラックスというか「おばあちゃんの化粧品借りました」というようなにおいがプンプン
あああもう限界と思ったのが１０分経過した頃でした。洗い流してもプンプン、ラベンダーソープの香りもかき消し、洗顔後１時間以上にわたってオロナイン臭がしました。この香りが「懐かしい」と思える方には、とてもいいかもしれません。メイクもスルンときれいに落ちるし、オイルのようにコンタクトレンズを曇らせることもなく（全く曇らないわけではないですが、少ない方でした）、アイラインやマスカラも綺麗に落としてくれます
クレンジング後の肌はスッキリつるんまだ一度しか使用していないので毛穴の汚れがどれくらい落ちるか、についてはまだ分からないのですが、メイクの落ちはとても良かったですよ
ただ私に合わないなと思ったのはやはりこの香り。リラックスできず、苦手な香りの部類に入るため、マッサージ中も苦痛に感じてしまうのです。やっぱりマッサージをすることで効果を発揮する化粧品なのであれば、多くの人が「あと５分マッサージしなきゃ」ではなく「いつまでもマッサージしていたい」とさえ思わせる香りにすることが大前提だと思うのです。私だけではないと思うのですが、今時代はオーガニックやナチュラル志向。この「昔の化粧品の香り」がいつまで受け入れられるかは大きな謎です。ターゲットが５０代６０代の方であればもしかしたら受け入れられやすいかもしれません。ただ、２０代３０代４０代は、この香りを「いい香り」と思うよりも「古臭い香り」「人工的な香り」と受け取る人の方がおおいかもしれません。その点は正直、改良をされてもいいのかもと思いました。
確かにマッサージすることで顔の筋肉がゆるんだり、毛穴の汚れを溶かし出したり、栄養が浸透したり、結果的に肌が少し柔らかくなったような感じはするので、製品としてはとても良いものだと思うのです。だけど本当に残念ながら、私は毎日は続けられないかなぁと思いました。すみません。ただオロナイン風の懐かしい香りが好きよ、という方は是非！一度試してみてください。お値段もお手頃で、たーっぷり入っているのでコスパもいいですよ
株式会社リスブラン様、ありがとうございました。
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