一言で言うと、人は欲深き生き物であり、宗教により時として盲目になる。という事。
ダ・ヴィンチコードに比べれば単純明解。
私は最初の五分で、真犯人もその動機も謎も全て解けてしまった。
ちなみに、原作は読んでません。
読書嫌いですから(笑)あれだけ分厚いの手も出ないな(^_^;)
ただ、ユーザーコメントに、二転三転の展開で最後まで騙された。とあったので…
私の推理は間違っているのか?世界的に有名な作品がそんな単純な訳ないか?
と、気になりながら最後まで観たけど、寸法違わず推理通りでしたσ(^◇^;)
でも、その単純明解さが逆に万人受けして、面白い!と受け入れられたのかもしれない。
前作と違い、アクションシーンが豊富でスピード感もあったからね。
静かに頭使うより、ハラハラドキドキした分、楽しめたって事なんじゃないかな。
そのせいで、益々インディに近付いてしまいましたが(笑)
中盤の展開も終わり方にしても、酷似してたなぁσ(^^;)
今回のラングドンは、やたら廃墟に入って汚れるし、怪我するよ。
ヒロインも勝ち気な女性で、ただの守られる存在では無く、頼れる相棒的に魅力的に描かれている。
んーでも、内容が使い古されたモノだから、ミステリーファンには物足りなく感じるかもなぁ…と個人的には思った。
前作の導師役に続いて、今回の黒幕の役の俳優の演技も、私でぇす!と言わんばかりに、怪しい感じがずっと演技に出ちゃってんだもん(笑)
まぁ…それは数多くミステリー作品観てるし、注意深く細部まで観ようとする私のくせによるものかもしれませんが…。
もう一捻り欲しかったなぁ…ってのが面白かったけど、残念な部分。
とは言え、映画や音楽や芸術は人の感性に訴え掛けるもので、十人十色ですから。
あくまでも私一個人の感想です☆
左右される事なく、貴方にとっての一番を確かめてください☆