ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
イントゥ・ザ・ブルー


(2005)



出演 ポール・ウォーカー (ジャレッド)

    ジェシカ・アルバ (サム)

    スコット・カーン (ブライス/ジャレッドの幼馴染)

    アシュレイ・スコット (アマンダ)

    ジョシュ・ブローリン (ベイツ/トレジャーハンター)

    ジェームズ・フレイン (レイエス/麻薬商人)

    タイソン・ベックフォード (プリモ/海上警察)  


監督 ジョン・ストックウェル



【ストーリー】

カリブ海に浮かぶバハマでダイビング・インストラクターをしているジャレッド。

いつか沈没船を見つけてお宝を手に入れたいと夢見る彼は、ハリケーンが通り過ぎた海で、

ついに沈没船の一部を発見する。

それが何百万ドルもの金塊を積んだまま難破したと伝えられる“ゼフィア号”と確信したジャレッドは、

恋人のサム、幼なじみのブライスらとともに自分たちだけで引き上げようと誓い合う。

ところが、そのすぐそばには麻薬を積んだ密輸飛行機も墜落していた。

しかし、せっかく見つけた沈没船の存在を隠しておきたい彼らは、

警察への届け出をためらうのだったが…。



【感想】

ポール・ウォーカーとジェシカ・アルバの鮫が泳ぐ中のダイビングシーンは、

ほとんどスタントなしで本人達がこなしたらしい。

この映画の売りがこのダイビングシーンなのだから、出演者を選ぶ段階でライセンスを

持っている人を選ぶのは当然なんだろう。

とはいえ、いくらエサと間違われる状況にならなくても、鮫が何匹も泳いでいる中での

ダイビングは恐いんじゃないのかなぁ・・・

イタチザメじゃなければ大丈夫とか言っていたけど、実際イタチザメが出てきて

食べられてしまうシーンが2回ほど・・・・恐い・・・


ストーリーは・・・

大嵐の後の海の中では砂が吹き飛ばされ、海底に沈む難破船が表面に現れてくる。

このチャンスを見逃してはならないと、子どもの頃からお宝発見が夢だったジャレットは

仕事をやめ、恋人とのサムと幼馴染の弁護士ブライス、その恋人アマンダの4人で海に潜る。

カリブの海でのシーンはとにかく美しい。

私は耳抜きが出来なかったせいと、やっぱり(足の付かない)海は恐い・・・という理由で

ダイビングは諦めたのだが、この海を見ると潜ってみたいと思ってしまう。

潜れなくても海面から海底をのぞき見ることが出来るくらい澄んだ海は、本当に美しい。

難破船を見つけたのだが、その側に飛行機が沈んでおり、中には大量の麻薬が・・・

宝探しを続けるための資金作りのために、ブライスは麻薬を売ろうとして・・・・・


とまぁ、分かりきったストーリー展開。

ストーリーを楽しむというより、カリブ海を楽しむための映画なんだろうな。


ところで、これって77年の「ザ・ディープ」のリメイクなの?

ストーリーがそっくり。


「ザ・ディープ」ストーリー

  フロリダ沖でダイビングを楽しむゲイルとデヴィッドの新婚カップル。

  彼らは海底で沈没船を発見し、そばにあったスペインの古銀貨と

  黄色い液体の入った容器を持ち帰る。

  すると、暗黒街のボス、クローシュが容器の方を買い取りたいと申し出てくるのだった。

  そこで夫婦は沈没船に詳しいトリースという男を訪ね、その船には高額に及ぶ

  麻薬が積まれていたことが判明する。

  そして間もなく、彼らはクローシュ一味に、船から容器を全部拾ってくるよう脅されてしまう。

  こうして夫婦とトリースは、一味に命を狙われながら回収作業を進めていくのだが…。


リメイクというほどではないが、ネタがこの映画にあるのは確か・・・?な気がしてくる。



【俳優紹介】

ポール・ウォーカーは、「ワイルド・スピード」「タイムライン」「ワイルド・スピード2」

「NOEL ノエル」「父親たちの星条旗」「南極物語」


ジェシカ・アルバは、「ファンタスティック・フォー」「シン・シティ」「ファンタスティック・フォー:銀河の危機」


スコット・カーンは、「エネミー・オブ・アメリカ」「マネー・ゲーム」「60セカンズ」「オーシャンズ11」

「オーシャンズ12」「オーシャンズ13」

 父は、ジェームズ・カーン


ジョシュ・ブローリンは、「グーニーズ」「ナイトウォッチ」「ミミック」「インビジブル」「メリンダとメリンダ」

「プラメット・テラー in グランドハウス」

 妻は、ダイアン・レイン


監督のジョン・ストックウェルは、「クリスティーン(出演)」「トップガン(出演)」



お勧め度 ★★★☆☆


イントゥ・ザ・ブルー
¥1,782
Amazon.co.jp