先日の定期検診では年1でやってもらっている

骨粗しょう症の検査もしました。

 

こちらの結果は、実はあんまりよくなくて。

 

私は手術で卵巣を2つとも切除していて

一気に閉経状態になってしまっています。

 

女性ホルモンが分泌されない事による後遺症

色々あるんですけど

骨粗しょう症もそのひとつになります。

 

術後2年目くらいからゆっくり骨量が減り気味な感じなので

ずっとカルシウムの錠剤を飲んでいるんですけど

今回、また落ちてしまっていました。

 

70%以下になると骨粗しょう症っていう状態です。

今回の検査では89%までダウンしちゃっていました。

 

まだとりあえず大丈夫なんですけど

このペースでどんどん進んじゃうとちょっとマズイ事になりそう。

って事で、ビタミンD飲みますか?って言われて

今回からビタミンDのカプセル剤も処方される事になりました。

 

ビタミンDはカルシウムを骨に定着させる為に

とっても大切なビタミンなんだそうで

食事でも気をつけて

意識して摂るように言われていたんですけど

食事だけじゃ追いつかなくなってしまったようなんです。

 

まぁ、私の運動しなさすぎな普段の生活も

良くないんです。はい。

意識して運動しなきゃいけないんですよね

骨の為には。

 

で、常々疑問に思っていたことを聞いてみました。

 

女性ホルモンっていうのは脂肪組織からも

作られているそうなんです。

肥満が体がんのリスクになるっていうのも

そのあたりからきているそうなんですけど

 

Q、脂肪組織から作られる女性ホルモンっていうのは

どの程度の量になるのでしょうか?

 

A、それは具体的には分からないし、作られる量は

人それぞれなので何とも言えない。

 

Q、私は更年期の体感で感じる症状が

あまり辛くはなかったのですが

太っていて脂肪から女性ホルモンが作られていたから

あまり感じなかったのでしょうか?

 

A、それも関係ないと思う。

それに更年期症状を抑えるために

女性ホルモンを処方するときも、

同じ量を処方しても

ラクになる人、ならない人がいるくらい

効き方に差があるから一概にはいえない。

 

卵巣を取った後、だいたい2~3ヶ月後くらいから

卵巣欠落症っていう症状が見られるようになるそうですが

術後に抗がん剤治療を始めていると

ちょうどこの頃は抗がん剤治療の真っ最中で

すごい副作用に懸命に耐えている頃なんです。

 

なのでその辛さに隠れて更年期の症状が

あまり気にならないんじゃないかって

言われました。

 

抗がん剤治療が終わる頃には

カラダが更年期様の症状に

だいぶ慣れてきている頃なんだそうで。

 

でも確かに抗がん剤治療が終わって数か月くらいの頃って

抗がん剤の副作用がどんどん抜けていくかわりに

指の関節がこわばって痛かったり

更年期っぽい症状に悩まされてました。

今まで副作用で隠れていたのが

前にでてきているんじゃないかって

そういえばそんな事もいわれてたっけ。

 

私は卵巣を取る事には

なんのためらいもなかったんですけど

正直後遺症に関しては

あんまりよく知りませんでした。

 

更年期様症状の他にも

骨量の減少、高脂血症にも注意が必要で

ずっと続く事だから気をつけていかなきゃいけないんです。

 

命と天秤にかけたら

そんな事言ってる場合じゃないって思いますけど

がんの治療が終わって

これからもずっとその体で生きていく為に

どうしていけば一番いいのか

自分でちゃんと管理できる事は

やっていかなきゃいけないなって思います。

 

骨粗しょう症に関しては

これからは近所の整形外科で

定期的に診てもらおうと思っています。

やっぱり専門の先生にかかっていれば

安心かなと思うので。

 

5年たって、いままで定期検診で診てもらっていた事は

これからは近所のかかりつけの病院で

引き続き診てもらおうと思っています。

 

幸い近所にはクリニックがたくさんあるから

そのあたりは安心です。

ずっと子供がかかっているかかりつけの病院の先生も

内科もやっていらっしゃるので

これからはお世話になるつもりです。

 



にほんブログ村