オニバス (鬼蓮) 北川辺町 オニバスの里にて | Jell's Whimsical Blog

オニバス (鬼蓮) 北川辺町 オニバスの里にて


〔 学名 〕   Euryale ferox Salisb
〔 科名 〕   スイレン 科
〔 属名 〕   オニバス 属
〔 別名 〕   -----
〔 花期 〕    8 ~ 10 月
〔 原産地 〕  アジア
〔 花言葉 〕  神秘的


日本・中国・熱帯東アフリカ・東南アジアに分布しており
1属1種の大型の浮葉性の水草で一年草です。
日本で生息の確認のとれている所は限られ
絶滅危惧種に指定されており 絶滅確率は高いそうです…


以前 東京都葛飾区の 水元公園 では訪れた時間が遅く

オニバスの池が閉門しており 柵の外から遠めにしか見れず残念で…

またいつか見れればなぁと思っていましたが なんと! なんと!

ブログ交流下さっている 蝶明さん のブログにて知ったのですが

いつでも行けるような近い所にオニバスの自生地があるじゃありませんか!

北川辺の オニバスの里 ではオニバスに触れられそうなくらい

近くで見れるんですよ! なんだか すっごいラッキーな気分ですww


いやぁ すっごいトゲトゲですが トゲだけでは無く驚きの多い花です!

シベが見えるくらいに もうちょい開くのですが

ここへ着いたのが昼だったので ちょい遅かったのかもです^^;;

ほとんどのオニバスは閉じていました・・・


葉を突き破って花を咲かせるのも驚きの1つです!

それと 葉っぱにもトゲがあるんです! トゲだらけの花ですねw

最初からトゲがあるわけではなく ある程度の成長が満たされてから

葉脈上にトゲがでてくるそうです。

葉が裏返っていたので撮影! これまた驚きです!

葉の色が紫色なんです! しかも凄い葉脈で・・・

人間の血管で言えば すべて動脈? みたいな感じですw

葉脈をアップで撮ってみました! 太目のゴボウくらいの太さがあります!

こんな隙間を花は突き破っていくんですね ほんと凄いです!

浅瀬で凄い成長状態です オレンジの太いホースに

トゲが付いたような花茎がウニョウニョと絡まって まるでタコのようです!

ツボミも変わった形で 異様な雰囲気で驚きだらけですw


しかし ツボミがあるからと 全てが花を咲かせるわけでは無く

多くは閉鎖花のまま自家受粉し結実します。

また、オニバスの種子生産の大半は閉鎖花で行われているそうです。


しかしまぁ 驚きがいっぱいの不思議な花でした

今度は午前中早めに行ってしっかり咲いている所を見ないとなぁ~^^;;



撮影 : 2008.9/18 埼玉県北埼玉郡北川辺町大字飯積

             オニバスの里