マムシグサ (蝮草) 〔 テンナンショウ属 〕
山道を歩いているときに不思議な実を発見!
なんだろう? と撮影し帰宅後調べてみると
春に撮影したマムシグサの実と判り びっくりでしたw
実のなる植物は 時期別に訪れないと見れない上に
いざ見かけても何の草花だったのかが わからない事が多く
名前が わからずじまいな 実だけの写真も多いです^^;;
だからか 名前がわかり 花・実の写真が揃うと ちょい嬉しい気分ですw
撮影 : 2008.8/10 東京都青梅市御岳 御岳山
この緑色の実が秋になると熟し真っ赤になります。
真っ赤に色付いたところも いつか見てみたいかも^^
で、 どんな花だよ?ということで 春に撮影した花の方を下に載せます!
撮影地: 2008.4/26 栃木県都賀郡都賀町 「花之江の郷」
マムシグサ(蝮草) 〔仲間を総称しての名〕
〔 学名 〕 Arisaema serratum
〔 科名 〕 サトイモ 科
〔 属名 〕 テンナンショウ 属
〔 別名 〕 カントウマムシグサ / コウライテンナンショウ(高麗天南星)
アオマムシグサ / ムラサキマムシグサ
他 いろいろありますが 正確には全て別種で 違いがあります。
〔 花期 〕 4 ~ 6 月
〔 果期 〕 花期以降
〔 原産地 〕 日本
〔 花言葉 〕 壮大
これは 今年の春に撮影した マムシグサ ですが
マムシグサ とは テンナンショウ属 の仲間を総称しての和名でもあり
世界で約150種、日本では約30種あります。
2枚目の実の写真を見て頂くとわかりやすいですが 茎の様に見える偽茎が
マムシの斑模様に似ている事や 仏炎苞の形が 蛇の首に似ている
又、舌を出している様に見える事などが 名前の由来です。
* 偽茎とは、 タケノコの皮をイメージして頂ければ(中に茎があります)
* 仏炎苞とは、 花の様に見える部分(筒)で、実際の花は筒の中です
どれも似ている上に 変異が多く見分けは難しい・・・
上の写真の種も どの種なのか詳しくわかりませんが 正式名称としては
おそらく カントウマムシグサ もしくは コウライテンナンショウ かな?と
この種は仏炎苞が葉よりも高く伸び花期が終わると上の実の様になります。
見た目に 毒々しいですよね! はい 見たまんまで 毒がありますww
って・・・ 毒に関しては長くなるので載せませんが ゚)゚ノ∀`*゚(゚。アヒャヒャ
では、テンナンショウ の仲間で 見分け易い品種を2つ載せます!
というか 他に2種類しか出会っていないので これしか無いからですがw
↓
撮影地: 2008.4/26 栃木県都賀郡都賀町 「花之江の郷」
これは ウラシマソウ で、ツル状のものが出ており
傘でもかぶっているかの様に 仏炎苞より葉の方が高く伸びます。
撮影地: 2008.4/26 栃木県都賀郡都賀町 「花之江の郷」
これは ムサシアブミ で葉は大きく 形も他の種とは全く違います
仏炎苞も見た目に違い 品種的には見分け易いです。
手持ちの図鑑では 簡単にしか説明されておらず・・・
ネット検索でも調べてみましたが どこが正しいのか? わかりにくく・・・
実際 見た目に判別出来ないのが問題だからか これ!というのが無く
表記名に困る場合は テンナンショウ と書くのが無難かもしれません^^;
学名は種別に違いますので これまた種が判らないと表記が難しいです^^;
とまぁ 詳しく書くには難しい植物です・・・
なのに ここまで長ったらしく書いた理由は σ)^^;( がわかってないだけに
伝えるほどの事は書いてませんが ここまで書かないと伝えられず・・・
しかし、、、ここまで書いて 思った事が!!!
調べた内容の20分の1も伝えられていないので どうせ伝えられないのなら
↓
「不気味な植物ですね~ 山中で見かけると ほんと不気味ですよ・・^^;
でもま 普段見ない形だけに 写真は撮ってしまいますがww」
って簡単に済ませておけば良かったと
ちょい? いや かなりかなw 後悔しています δ)⌒~⌒ι( ポリポリ…
読解力 と 文才 があればなぁと つくづくオバカさを思い知りました^^;;