アリウム ギガンチューム (= ギガンテウム)
〔 学名 〕 Allium giganteum
〔 科名 〕 ネギ 科 (1980年代クロンキスト体系以前の旧分類ではユリ科)
〔 属名 〕 アリウム 属
〔 別名 〕 ハナネギ
〔 花期 〕 5 ~ 6 月
〔 原産地 〕 北半球
〔 花言葉 〕 夫婦円満 / 正しい主張
小さな花が球体に咲きソフトボール程の大きさになる。
その小さな花の数は数百~千個近くもあると…
ギガンチュームよりも大きな球体になるグローブマスター等もあります。
ここではネギ科と書きましたが
クロンキスト体系後もユリ科に含む とも・・・
又、ネギ属をヒガンバナ科に含むなどの説も・・・
しかし、ほとんどはユリ科と書かれており 調べ切れませんでした…
ただ 色んな花を調べる上で こういった不一致には よくよくであう
今まで それ以上は知ろうともしなかったが ^^;
分類の仕組みについて 少し踏み込んでみると
新たな知識を得ることになったw ← 大げさだけどww
σ)^^;( の勝手な読解力なので見当違いかもしれませんが
古い分類体系順に簡単に書いてみると
新エングラー体系 (教科書や市販の植物図鑑に広く採用されている)
以降 クロンキスト体系があり
前2体系とは分類手法が根本的に異なる APG植物分類体系がある
そして旧体系からAPG植物分類体系に移行が進んでいるとありました。
* APG(Angiosperm Phylogeny Group)= 分類実行植物学者の団体名
ということは 一般的に広く採用されている古い分類体系に対し
最先端までいかなくとも 入り混じったの採用の図書もあるかも?
なので 同じ花で旧体系と変わらぬ花もあるだろうけど
逆に根本的に違う花も出てくるということだと・・・
なんとなく 勝手な解釈で納得してしまったがww
って・・・ そうなると 自分は どちらを覚えれば?
又、どちらを書けば良いのだろうか??
中途半端に入り混じった情報になってしまうなぁ・・・
ここで ふと思い出した事がある!
σ)^^;( の持っている植物図鑑ですが
その図鑑ですら 参考資料は ○○事典 や ○○図書 と書いてある・・・
購入当初 この意味が解らなかったが 今 ある意味繋がってくる
図鑑を作る際に監修者自身の知識と参考にした事典や図書が
どの分類体系を採用しているかで作られる図鑑の分類体系が決まり
各図鑑によって多少の違いが出るのも この辺かなと?
なので σ)^^;( の勝手な結論的には
出来るだけ簡単に分類された表記 と 遺伝子から分類された表記 であり
現在は APG植物分類体系に移行が進んでいるとはいえ
全てが一本化されない限り どれも間違いではない! になりましたw
いやいや 植物学って 難しいですね δ)⌒~⌒ι( ポリポリ…
長々と チンプンカンプンな事を書いちゃいましたが
σ)^^;( の知識不足から 今まで疑問に思っていた事が
少し解けた気がしたので書き残してみました^^
また 新たに知識を得た時に読めば この時の自分が知れるなぁと^^♪
ただまぁ これ以上踏み込むことは無いような気がするけどねww
ギガンチュームは 大きく花弁が開くので わかり難いですが
他の種では 6枚花弁のユリっぽい花が咲きます。
しかしまぁ長い茎で球体の花 どう撮ればいいのやら・・・
良いアングルなんて選べず・・・
ただ画面内に入るようにしか撮れなかったです ^^;;
撮影 : 2008.5/28 埼玉県比企郡滑川町 国営公園武蔵丘陵森林公園