フランクリンメソッドを体験して来ました。 | 集めない集客術「お客様引き寄せの法則」

集めない集客術「お客様引き寄せの法則」

集客コンサルタント&NLPコーチ高取剛充。そのままのあなたらしさを魅力的に活かすブランディングと、ブログやSNSで人のつながりを作る共感信頼型マーケティングを、お伝えしています。

国内最大級のフィットネスイベント「フィットネスセッション」に行って来ました。
私が参加したのは、フランクリンメソッドの「ボーンリズミックス」の講座。

たったの3時間ですが、腰と肩が楽になりました。
そして楽になった以上に、人間の体について、深い示唆がありました。

このブログの読者さんには、セラピーや整体、ボディワークの先生方も多いと思うので、報告を書かせていただきます。

フランクリンメソッドは、ピラティスやヨガの先生達が、更なるスキルアップのために学びに来る、知る人ぞ知るスッゴイやつです。

「スッゴイやつって、それじゃわからないでしょ」
そうなんですよね~。
それが体験型のワークショップの苦しい所。
そこをなんとか説明してみるのだ。
140505フランクリンメソッド

専門的、高度なスキル、というイメージが先行しているので、ど素人じゃ使いこなせないんじゃないかと思ってました。

でも、行ってみたら、そうじゃなかった。
だれにでも分かりやすいんです。

その理由は、人の身体の作りを、実際に体を動かして感じながら理解するからです。

スポーツやダンスでは、練習によって何かができるようになりますが、それよりもずっと手前の、基礎の基礎。
自分の体がどういう作りになっているかを、体感的に理解する学習でした。

生理解剖学に基づいた、科学的な知識も、骨格標本を見せながら教えてくれます。
骨盤模型を動かしながら、お手本のポーズをしてくれて、自分でも実際にその姿勢を取って、骨の位置を確認します。

3D映像で見るより、ずっとわかる。
自分の体で理解するからでしょうね。
「おー、この姿勢をすると、この骨がこう動いて、その時の感覚がこれかあ!」
だから普段ここが痛かったのか、という発見があるんです。

腰や肩の痛みは、いつもの習慣的な姿勢のせいだと、見当はついていました。
パソコンに向かって何時間もすごすなんて、人類の体の作りとは矛盾してます。
猿から人類になったころ、パソコンなんて、なかったしね。
いくら人間工学の人が頑張って設計しても、人の体はパソコン前提で作られていないのは、事実だもの。
現代人の文明生活、やっぱり体にはキツいです。

「ブログなんて書いてる場合じゃねえ!その姿勢やめろ!」
っていうのが、腰や肩からのメッセージ。
分かっているつもりでも、体との対話はおろそかにしがちで、気がつくと凝ってしまいます。

「あー調子悪り~。」
なんてつぶやきながら、ドリンク剤だよりの生活。
あなたも、してるんじゃないでしょうか。

ところがところが、それがです。
身体内部の動きをイメージをしながら体を動かしているとバラバラだった体のあちこちが、だんだん仲良くなってくるんです。

(これをダイナミックイメジェリーと言います。私は「動画ちっくイメージなり~」と翻訳しました。)

骨やら肉やらがお互いに、
「あれ?位置ここだった?
 だよね。そう思ってたんだよ~。早く言っといてよ。」
て会話しているような感じ。
神経の情報伝達が進んで行くわけ。

その結果、なが~く持っていた習慣的な姿勢が、改善されてしまうんです。
体が本来の場所に気づく。
そうなれば、本来の作りに沿った姿勢の方が、体に快感があるからです。
快感と言っても、変な想像はしないでください。
下ネタ無しは私のポリシーです。

快感というのは、適度な緊張のこと。
覚技の新海さんが「注意の行き届いた自然体」と呼んでる、あの感じです。
わかるかなあ。

感覚的すぎるので、もうちょっと説明を試みますね。
休もうと思ってだらしなく椅子にすわると、その姿勢が不自然で、背骨が変に曲がりますよね。
楽なようでいて、実は負担のある姿勢です。

では、背筋を伸ばして座ればどうなのか。
これがまた、不自然なんだ。
無理やり背筋を伸ばそうとして、あちこちに力を入れて固めている状態です。

これを続けると、筋肉が固まって、可動域が狭くなり、届くはずだった所に手を伸ばしただけで、間接に無理がかかり、痛みを生じます。
四十肩、五十肩ってヤツですね。
手が挙がらなくなるんですよ、ホントに。
私は回復しましたけどね。

リラックスといいながら、ダレてるだけ。
背筋を伸ばすといいながら、固めてるだけ。
緊張のなさ過ぎとあり過ぎ。
どっちも、適度な緊張とはいえません。

一番良いのは、すっくと自然に立っていて、どこにも無理な力がかかっていなくて、体の隅々まで気持が行き届いている状態。
ああ~、ちっとも分かりやすくなってない気がする(爆)

この、言葉にするとやけに分かりにくいことが、感覚的にすぐに分かるのが、ワークショップのいいところです。
悪い姿勢の習慣が、すんなり改善されてしまう、フランクリンメソッドのワークショップ。
「ほお~、これが良い姿勢なんだ」と自分の体との対話で理解させてくれる、スゴイやつでした。

補筆:腰や肩に良いだけではありません。
そういう内容の記事になったのは、私がそこにしか問題意識を持っていなかったからです。

スポーツやダンスの動きを向上させたい人や、それを指導する人たちには、もっともっとたくさんの気づきを与えてくれる、メソッドです。

体の本来の動きを踏まえたトレーニングをしていけば、闇雲な練習で体を壊したり、成果の上がらない練習で時間を無駄にすることは、無くなるでしょうね。
そうなってほしいなあ。

オマケ:モートン・ディスマーさん、面白い。
プロの奥深さにユーモアもあって、魅力的な人でした。
(ツーショット撮り忘れた!!)

フランクリンメソッドジャパンはこちら

読者登録はこちら