今日は、1年で1番昼が長い “夏至” です。

夏至と冬至の夜、8時から10時までの2時間、みんなでいっせいに電気を消しましょう という呼びかけをご存知ですか?

夏至の今日22日~24日にかけて、
100万人のキャンドルライト2007夏至 が行なわれます。
これは、2001年のカナダで、1ヶ月に1基ずつ原子力発電所を建設するという米ブッシュ大統領の政策に反対する「カナダの自主停電運動」がヒントになって生まれた運動で、今年で5年目になります。

普段の暮らしをしながらも、過剰な電飾の明かりにまみれた日常から少しだけ、自然の光だけで「過ごしてみる」。
1年のうちたった2時間、好きなろうそくの灯りをともしてみる。

そんな呼びかけです。


◇たとえば、キャンドルのあかり一本だけともしてこどもたちに本を読んであげる


◇たとえば、お風呂にアロマキャンドルつかれたカラダをやすめてみる


◇たとえば、ろうそくの灯りのもと、とっておきのワインを開け、両親といつもはできない話をしてみる


◇たとえば、ひとり静かに灯りを見つめて、遠くにいる大切な人を想う


◇たとえば、キャンドルの灯りでご飯をたべる。恋人と平和とか戦争とかの話してみる


◇たとえば、ペットと晩酌する。ひとりじゃない幸せに乾杯する



こんなふうに、この時間をどういう風に過ごすのかは、みなさんのアイディア次第です。
そうして1人1人が過ごす時間の先の未来に自然であたたかい平和な地球の姿を思い浮かべて過ごしてみませんか?

ただ2時間、でんきを消すことで、ゆるやかにつながって「くらやみのウェーブ」を地球上にひろげていきませんか。

省エネを、平和を、世界のいろいろな場所で生きる人々のことを思いながら・・・。

遠い海の向こう、カナダの運動を見て、日本で始まった「100万人のキャンドルナイト」。
いつの日か、カナダで、日本で、そして世界中のひとが、夏至の夜ろうそくの灯りをともして過ごしてくれたなら・・・。地球には、あたたかいくらやみのウェーブが広がっていきます。
とっても素敵なことだと思いませんか。

みなさんも心に灯りを灯してみませんか? 暮らしの中にある、穏やかな幸せを顧みながら・・・。
日本全国でも様々なイベントが行なわれています。
みなさんの身近なところでも見つけられるかもしれません。チェックしてみてくださいね。
最終日の24日は、東京タワーも消灯となりますよ。

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でんきを消して、スローな夜を。
100万人のキャンドルナイト 2007夏至
2007年6月22~24日 20:00~22:00
http://www.candle-night.org/
東京タワーの消灯カウントダウンイベント
「東京八百夜灯2007」は24日の15:00~